市長記者会見 平成30年11月22日
11月市長定例記者会見
【平成30年11月22日(木曜日)午後2時~】
市長発表事項
発表項目
青少年国際交流センターのオープンについて
まず1つ目の発表項目は「青少年国際交流センター」が、いよいよオープンすることになりました。
オープン日は12月16日(日曜日)で、10時から記念式典を行う予定になっています。
なお、予約の受付は12月3日(月曜日)からとなります。
青少年国際交流センターですが、元は少年自然の家ということで、小・中学生が中心でした。今回その利用可能な対象年齢を拡大させていただき、すべての年齢で利用していただけるということになりました。また、活用目的も拡大させていただきます。施設周辺には、つつじが丘テニスコート、海水浴場、友ヶ島といったいろんな魅力があります。野外活動もできるし、スポーツ合宿、国際交流活動、文化芸術活動など幅広い用途での利用を拡大していきたいと思っています。それと周辺施設等も合わせて整備しました。近くに加太砲台跡があるんですけど、「弾廠(だんしょう)」等の建物など、歴史的なところも見れるようになっています。また、子供たちの遊具施設や、屋上には天体観測ができる望遠鏡も備えておりますので、様々な用途に使っていただけるんじゃないかなと思います。それと管理ですけれども、指定管理制度を導入しました。公募の結果、地元の「加太まちづくりグループ」が管理運営を行うことになりました。地域で非常に熱心に活動している団体でございますので、そうした地域の活動も捉えて、今後管理運営に生かしていただけるということで大変期待しております。
オープン当日については、オープニングセレモニー、小・中学生による大鍋を使った初の飯盒炊飯を行っていただくことになっています。それと合わせて、東京大学生産技術研究所川添研究室加太分室の方などから、加太まちづくり報告会があり、初日にはそうしたセレモニーを予定しております。
また参考資料として、料金や施設の内容等について添付させていただいていますので、よろしくお願いします。
~めでたいでんしゃ「さち」さんと「かい」さんがご結婚されます~
お二人のオリジナル婚姻届(記念用)ができあがりました!
2つ目の発表項目も、同じく加太に関することなんですけど、南海電鉄加太線を走る、めでたいでんしゃの「さち」さんと「かい」さんが、明日11月23日に結婚されるということで、和歌山市の方でも特別にオリジナルの婚姻届をお渡しします。和歌山市では平成28年11月から、めでたいでんしゃをモチーフにしたオリジナル婚姻届として、提出用だけでなく、記念用としてもお渡しさせていただいていました。それがちょうど明日、電車同士の結婚式ということなので、オリジナル婚姻届を出させていただくことになっています。記念用ということで、氏名については、「かい」さんと「さち」さんということになっています。
加太地域については、例えば淡嶋神社は縁結びでもあるし、友ヶ島は恋する灯台に選ばれています。また、加太のまちでも竹燈夜をやっていただいたり、今回も新しく「青少年国際交流センター」もできるということで、今後ぜひ出会いの場所、恋人たちの場所になっていただければということで、そうしたことも兼ねて、今回いろんな形でPRをしていきたいと思っています。
パークPFI制度による本町公園の整備と本町公園及び本町地下駐車場の一体的な管理運営事業者を募集します
3つ目の発表項目は、パークPFI制度による本町公園の整備とあわせて、本町公園及び本町地下駐車場の一体的な管理運営事業者の募集を開始します。事業予定期間は2019年4月から2030年3月までということになっています。募集要項については、本日11月22日から、配布を開始させていただきます。
本町公園については、皆さんご存じの通り、来年4月には、和歌山信愛大学が開学されることになります。初等教育ということで、子どもたちを教えていただく先生方の学びの場となります。それと合わせて、認定こども園については、その翌年にオープンすることになっています。また、子どもの様々な問題についての相談窓口ということで、こども総合支援センターが移設されることになっています。いわば本町公園全体が子どもの拠点になるということで、それに合わせて、昨年都市公園法が改正され、新たに国の方でできた制度であるパークPFI制度を使って、公園については整備していただく、その代わりに収益施設もその公園内に設置できるということになっています。そうした収益で、公園をできるだけ利用しやすい形に整備していただくのと合わせて、駐車場を一体的に管理していただこうということで、今回パークPFI制度で公募することになりました。
駐車場については、和歌山市の中心部のフリンジ駐車場として位置付けています。参考として、外縁部にこの大きな駐車場を集約したいということで、イメージ図を記載しております。中心部では、ぶらくり丁を中心として非常に空地が目立っています。そうした空地をできるだけ外縁部に持ってきて、中は歩いて楽しめるような、そうした場所にしていきたいと思っています。北側には今回の本町地下駐車場、東側には大新地下駐車場、ここは利用料金制で8月から再開しており、先日大新公園をマルシェ等で活用していただきました。また西側については、城北公園地下駐車場として、すでに伏虎義務教育学校の下で供用しております。それと今後整備していこうというのが、市役所の北側の駐車場で、もうすでに現在、整備に入っております。中心部をできるだけ歩いて楽しめるような、そうした場所にしようということで、外縁部に大きな駐車場を集める、そういうフリンジ駐車場としての位置付けで、本町地下駐車場を再開することにしました。
地域で学ぼう「博物館 おでかけ歴史講座」開始!~地域の魅力を再発見してみませんか~
最後の4つ目の発表項目は、地域で学ぼう「博物館 お出かけ歴史講座」が開始されます。今まで博物館では、子供たちを対象に、出前講座等をやっていたんですけれども、一般の方からも非常に歴史に興味があるということで、お申し込みが多くなってきました。そういうこともあって、12月から土日も含めて「博物館 お出かけ歴史講座」を実施していきたいと思っています。予約制になりますが、20人以上であればどんな団体の方でもご利用いただけますので、よろしくお願いします。
記者の質問事項
パークPFI制度による本町公園の整備と本町公園及び本町地下駐車場の一体的な管理運営事業者を募集します
(記者):パークPFI制度なんですが、この制度によって何が可能になって、何ができるようになったかというのを、もう一度確認でお願いします。
(市長):パークPFIというのは普通のPFI法とは違うんですけれども、根拠は都市公園法です。公園内というのは、本来公園以外の目的では利用できないんですけれども、このパークPFI制度によって、カフェであるとか、飲食店であるとか、そうした収益施設っていうのができることになります。その収益によって、公園をさらに魅力あるものにしていっていただこうというのが、パークPFI制度です。最近利用されない公園や草だらけの公園っていうのが多くなっているんですけれども、このパークPFI制度によって、去年法律が改正されたばかりですので、本町公園を第1号として、うまくいけば今後更に増していきたいと思っています。
(記者):わかりました。今回の本町公園の場合は、その収益施設にあたるものは、認定こども園とか大学という理解ですか。
(市長):いえ違います。大学や認定こども園というのは、すでに都市公園区域から除外しています。それは教育施設としてやっているんですけれども、この公園内の中に、例えば、花・花館ってあるんです。今は少し物置のようになっているんですが、非常にきれいな建物があって、それは全く利用されていないし、公園内にはまだ広い場所もありますので、そういった部分を利用していただいて、収益施設を作っていただければということで、今回パークPFI制度を利用しました。
(記者):そこにどんな事業者が入って、どういうお店を作っていくとかはこれから決まるんですか。
(市長):公募をさせていただいて、いい案があれば、ぜひ一体的な管理運営をお願いしたいと思っています。
青少年国際交流センターのオープンについて
(記者):「青少年国際交流センター」のオープンの件なんですけれども、事前に報道機関向けにプレオープンのようなものは予定にありますでしょうか。できれば写真を事前に撮れたらなと思ったんですけれども。
(担当課):今もまだ工事はしているんですけれども、だいたい3日前ぐらいであれば可能であると思います。
(市長):また後日、日時を設定させていただいて、資料提供させていただきますので、ぜひよろしくお願いします。
~めでたいでんしゃ「さち」さんと「かい」さんがご結婚されます~
お二人のオリジナル婚姻届(記念用)ができあがりました!
(記者):めでたいでんしゃや青少年国際交流センターもそうなんですけれども、今年は南海電鉄さんとリノベーション協定を締結したりして、加太地域というのが、ホットスポットになってきているかなと思うんですけど、加太地域の将来性や期待する部分を伺えればと思います。
(市長):加太は今、友ヶ島がお客さんを多く集めています。7年ほど前までは、年間1万人から2万人程度しか、友ヶ島へ行く人がいなかったんですけど、今は年間9万人に迫ってきました。過去のピークが、南海電鉄さんが友ヶ島を占有してた時期が何十年以上前にあったんですけれども、キャンプもできるし、宿泊もできるっていうその時期が、年間9万人程度だったので、ほぼ今はピークに近づいてきています。それだけ多くの方が、友ヶ島はアニメの世界に近いっていうこと等で訪れていただいてるんですけれども、それと合わせて、加太のまちの温泉にも入浴しにきてくれているし、宿泊客も非常に増えています。また陸側にも、休暇村紀州加太の近くに、深山砲台跡があるんですけれども、今回リニューアルした青少年国際交流センターにも砲台跡があります。そうした身近でも見学できるということで、加太のまちの中心部、友ヶ島、深山地域と合わせて、加太は非常にポテンシャルが高いと思っています。また今年から、東京大学の加太分室を設置していただいて、そういった空き家を通じて、まちづくりにどう資するかというモデル研究をやっていただいています。今後は、加太が持っているポテンシャルを最大限に生かして、観光や移住・定住につなげていければと思っています。
そんな中で、今回南海電鉄さんが力を入れていただいて、こうした電車同士の「さち」さんと「かい」さんの結婚式をやっていただけるっていうのは非常にありがたいなと思っていまして、そういうお祝いにも絡む記念用の婚姻届を出させていただくことになりました。
発表項目以外について
(記者):本日3か月ぶりの定例会見になったかと思うんですけれども、弊社の方にも読者の方から、尾花市長は体調悪いんですか等の問い合わせが正直ございました。それで、広報広聴課等の方に、8月、9月、10月となぜなかったのかと問い合わせをさせていただきまして、選挙直後ですとか、台風で順延ではなく中止になってしまったりですとか、10月は発表項目自体は、記者の受け止めとしては結構あったかなと思うんですけれども、市としては発表項目がなかったと説明を受けておりまして、市長はまず定例会見に対して、どういった意義を持たれているのかということと、これからも定例という冠を付けてされるのかということをお教え願えますでしょうか。
(市長):別に定例会見を少なくした思いはないんですけど、8月は当選して、囲み取材もあったので、9月にやろうと思っていました。9月は議会前の議案の説明もあって、ぜひやりたいなと思ったんですけど、台風で警報が出ていたので、これは難しいということで、延期させていただきました。議会後の10月はチャンスがあったんですけど、内容的に少し政策的な発表項目がなかったので見合わせました。それで、できれば個別取材をやってもらえたらなと思っています。それの方が真意が伝わりやすいのかなと思います。もし良ければ、広報広聴課の方で時間調整等をさせていただくので、個別取材をやっていただければ、より正確に伝わるのかなと思っています。それで、別に定例会見を軽視している訳ではないので、これからも定例的にはやっていきたいと思っています。できればイベント的な発表ではなくて、政策的な意図を持って、定例記者会見に臨みたいと思っていますので、できるだけそういう趣旨で、内容のある発表にしていきたいなと思っています。
(記者):少し立ち入ったことをお聞きするんですけど、読者の方や私も正直少し心配になったんですけれども、お体の方は問題ないんですよね?
(市長):そんなに心配していただいてありがたいんですけど、選挙後も別に、体調面には特に問題がないし、約10年前に手術をしているので、その再発を心配したんですけど、もう約15年も経ってるので、それもないかなと思っています。1日もまだ休んだことがありませんので、全然大丈夫です。
(記者):最後に念のためなんですけど、定例会見ですとか、また個別取材も快く応じてくださるということで、市民の方に間接的になるかと思うんですけれども、語りかける大事な場というご認識だと受け止めてよろしいんでしょうか。
(市長):その通りでございます。できるだけいろんな形で、市民の方には今まで広報させてもらってるんですけど、やはり十分広報できていないというのが、選挙の時によくわかりました。やはりもっとしっかりと広報していかなきゃいけないと思っていまして、それは直接、私自身がやらせてもらう広報というのは、できるだけ多くとりたいなと思ってます。それはこの定例会見に限らず、いろんな場面でそうしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
(記者):今の質問と少し近いんですけど、知事は週1回ぐらいで会見を開いてらっしゃって、会見頻度が高いんですけど、そのあたりについては、市長はどのように感じていらっしゃいますか。
(市長):実は、最初の方は月2回のペースでやりかけたんですが、そんなに発表項目が集まらなくて、やはり県とは量が違うなっていう感じはしました。それで、月2回のペースで3か月ぐらい開催したんですけど、発表項目を集めるのに大変苦労したので、これは難しいということで、月1回のペースで開催しています。本来ならば、もっと政策的なことをうまく広報していければ、単純な政策であってもいろんな意味を込めた政策がありますので、そういう発表をさせていただければと思っています。まずは月に1回は開催できるように頑張ります。
(記者):明日万博の開催地が決まると思うんですけど、やはり近くにある自治体として、特に和歌山市は和歌山県の一番北にありますので、近接性がある中で、万博誘致への期待であるとか、逆に不安がもしあれば教えてください。
(市長):私が付けているバッジは、万博誘致のバッジです。今、大阪市長さんや知事さんが行かれてるってことで、2025年というのは、万博が開催されるものだと思って実はあてにしているんです。これから2020年に東京オリンピック・パラリンピックがあって、その後のことっていうのがやはり大事だなと思います。特に関西にとっては2020年以降が大事で、2025年に万博が開催されるっていうのは、関西だけではなく日本にとっても大きなことだと思っているので、大変期待しています。
(記者):知事選がもうすぐ投開票になりますけれども、前回の知事選と違うのは、やはりIRっていうものが一つの争点になっているかなと思います。もし仁坂さんが当選したら、今後どんどん誘致が加速するのかなと思いますが、市長は以前、外国人のみにしか許可しないという方針を表明されているかと思いますが、その考えが今この時点で、お変わりがないかどうかっていうのを、もう一度お願いします。
(市長):選挙の争点の一つなので、どこまで言っていいのかわからないんですけど、私も市長選を通じて、市民の方が依存症に非常に不安を抱かれる方が多いなというのは実感しました。そんな中で、今となっては非常に難しいんですけど、法律自体が外国人専用だったら良かったのになあと思っているんですけど、法律がそういうのじゃなくて、どちらかというと、日本人を入れないとなかなか日本の中でも難しいということになっています。ただ、全く不可能ではないと思っていますが、実際は外国人専用というのは非常に厳しくなっていて、今は和歌山市としての活動はやれていない状況になっています。その中で、今は県の動向を見守っている状態になっているんですけど、今後その動向というのは、しっかりと注目していきたいと思っています。
(記者):外国人のみではなくて、日本人にもオープンという形になったら、IR自体に反対というふうに変えるおつもりですか。その時どうするかっていうのは、決めてらっしゃいますか。
(市長):実はまだ中身が見えていないんです。どういう事業者が現れて、どういう依存症対策をされて、どういうMICE機能を持つかっていうところが全く見えていない中で、早計に判断するというのは難しいと思うんですけど、あくまでも外国人専用がいいんじゃないかなっていうのは、ずっと継続した思いです。
(記者):先月の残念なニュースとして、シェアサイクルのofoが日本から撤退するということがあったと思うんですけど、まずこの撤退についての市長の受け止めを伺えますでしょうか。
(市長):これからは何でもシェアリングエコノミーの時代が来ると思っていました。その中でシェアサイクルというのは、シェアリングエコノミーの重要な部分を担うし、いろんな価値があって、公共交通機関との連携により、さらに公共交通機関を利用しやすくする、環境にも優しい、また観光にとっても、海外から来てくれた人の二次交通としても利用できるなど、様々なメリットがありました。そういう中で、シェアサイクルには非常に期待したんですけど、今回ofoを選定するにあたっては、地方にとって一番有利だからということで、選択をさせていただきました。市の負担もいらないし、ほとんどofoで運営していただける、海外との連携もある中で、ofoが非常に有利だと思って選択をさせていただいたんですけど、日本から撤退するということは、非常に残念だと思っています。それで、シェアサイクル自体については、今後もっと進めるべきだなと思っていまして、これからは市の負担も考えないといけないのかなと思うんですけど、できるだけ公共空間を活用するような形でのサイクルポートの設置などにより、利便性を高くしていって、さらに次のシェアサイクルでは、もっとうまく利用してもらえるような事業者を探していきたいと思ってます。
(記者):確認になるんですけど、今は他の事業者を探している最中でしょうか。特に市として単独で、公営という形でシェアサイクルを実施するということは、今のところ考えたりはされていないですか。
(市長):まずは民間で、それも市の負担なしでやっていただける事業者ということで探しています。そこでうまくいけば、今度はもう少し公共側の力も入れて、もっともっと便利にしないといけないと思っています。都市によっては、道路空間、歩道などにサイクルポートを設置して、バス停から非常に近いところにあったりだとか、そういうように実施しているところもあるので、今回は少し積極性が足りなかったのかなという反省もあります。
(記者)春ごろに市長にお伺いした際には、ofoは好調だとおっしゃっていましたが、最終的に数字が落ちていたりといった業績の部分で、何か報告は受けてらっしゃいますか。
(市長):公表しないという前提で、数字は把握しています。
(記者):具体的な数字は言えないけれども、利用率的にいいとか悪いとかっていう意味では、良くなかったんでしょうか。
(市長):シェアサイクルですので、1日に2回転以上のシェアをしていただくので、何回転もしていただくというのが、最もシェアに合った利用方法だと思うんですけど、そういう意味では、まだまだシェアという部分が十分じゃなかったんじゃないかなと思います。
(記者):来年の4月に開校する和歌山信愛大学のことで、現在の学生の募集状況や運営の進捗状況がどうなっているのかなどについて、報告を受けてらっしゃいますか。
(担当者):ただ今、推薦等の手続きが進んでおりまして、そこは順調にいっていて、おそらく定員割れをすることなくいけるのではないかという報告を受けています。
(記者):約4億円程度の資金を、賑わい創出のために投資されていると思うんですけど、具体的に賑わい創出のために、大学側に期待していることや要請されたことなどがあれば、教えてください。
(市長):資金については、校舎を改修する空き校舎対策として、国の補助をいただいてやっていますので、実質の市の負担というのは、そんなにありません。まず、まちなかに大学を誘致するということは、賑わいにつながるということで、その賑わい効果というものを期待しています。それは学生が活動することによって、賑わいが出てきます。特に今回は和歌山信愛大学ということで、三木町の方には和歌山信愛中学校・高等学校がありますが、そこにはグラウンドがなく、今回大学の中にグラウンドができますので、そうした高校等と大学の交流というのも、できやすい環境になっています。また大学の中には食堂を作らないということで、地域のお店で食事をしていただくというのも、最初に確認させていただいていますので、そういう意味では、学生が地域に出て、お昼も食事は外でとったりだとか、そういう地域との交流が出てくると思っています。今年の4月に東京医療保健大学がオープンして、先日も「医愛祭」という学園祭を開催していただいたんですけど、やはり地域の方も大勢来られているし、学生さん自体も地域へ出て行って、ぶんだら祭りなどの様々な地域イベントに参加していただいているので、賑わいに加えて、地域に愛着を持っていただけるっていうのが、特に和歌山市の中心部に学生がいるということで、そういうイベントにも多く参加していただいて、地域に愛着を持っていただいて、就職にもつながっていくっていうのが非常にいいんじゃないかなと思っていて、様々な相乗効果というのを期待しています。
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