(令和7年4月号)見上ぐれば 桜しもうて 紀三井寺
有名な松尾芭蕉の句で、桜の名所である紀三井寺に来たのに見上げてみたら桜は散っていたという句です。芭蕉も楽しみにしていたという紀三井寺の桜は、早咲きの桜としても有名で「日本さくら名所100選」にも選定されています。ソメイヨシノやヒガンザクラなど約400本の桜が咲き、桜並木に囲まれた本堂や鐘楼、多宝塔など歴史を感じながらゆく春を楽しむことができます。これまで石段が大変だと思われていた方にも、3年前にケーブルカーも設置されていますので、楽に登れますし、桜を見ながら和歌浦湾や四国も見ることができます。
私も桜の時期が大好きで「桜ってこんなに綺麗だったんだ」と桜の美しさに毎年新鮮な驚きがあります。桜の美しい期間が短いのは残念に思いますが、短いからよけいに心に残り、来年への楽しみもあります。和歌山市には、和歌山城や高津子山、大門川沿いといった桜の名所がたくさんありますので、お出かけいただき、春を感じ季節の移ろいを感じていただければと思います。
桜と同時に今月から新年度が始まり、進級・進学、就職、職場の異動など、新たなスタートを迎えられる方も多いと思います。和歌山市でも新たな体制で、新たな気持ちで、市民生活に関係のある様々な事業を展開し、住みよい和歌山市になるよう全力で取り組んでまいります。