【20面】 ************************************************** # 市長コラム ************************************************** 奈良県にある和歌山市民の森 奈良県川上村に和歌山市民の森があるのをご存じですか?川上村の森林は、大台ケ原に広がる紀の川の源流であり、村では約740haの原生林を購入し、紀の川(吉野川)の「水源地の森」として保全されています。和歌山市にとっては、生活に欠かせない水道水の始まりの地になりますので、平成16年より、川上村から「和歌山市民の森」として3haお借りしています。また、紀の川を洪水から守るための50年の歳月をかけて完成した大滝ダムの建設に当たって、村の493戸が移転を余儀なくされ、大変なご協力をいただいた地であります。 紀の川の縁で川上村との交流が始まって20年以上経ちますが、この貴重な水源地の森を散策できる「源流体験学習会」を市で実施しており、水源地の森の散策のほか森と水の源流館などを見学でき、毎年和歌山市民の方が参加されており人気のイベントとなっています。小学校同士の子どもたちの交流も行われており、山と海それぞれの自然体験の中できれいな水を通して環境の学習に取り組んでくれています。 紀の川のきれいな水は、私たちの生活に様々な恵みを与えてくれており、未来永劫いつまでも水源地の環境を保全しなければと思います。皆様には、奈良県に行く機会があれば、川上村に足をのばして、大自然の環境の大切さを感じていただければ幸いです。 和歌山市長 尾花 正啓 ************************************************** # 3月16日(日曜日)9時 防災学習センター リニューアルオープン! ************************************************** 南海トラフ巨大地震に対し、実践的な災害対応能力を身につけ「災害による犠牲者ゼロ」を目指すデジタル技術を活用したコーナーを導入し、リニューアルオープンします。 ■開館時間/9時〜17時 ■利用料/無料 ■休館日/毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)※令和7年3月17日(月曜日)は開館します。 ■問合せ先/防災学習センター電話番号423-0119 ※10人以上の団体(1団体40人まで)は、事前予約が必要です。 個人の来館者に記念グッズを先着でプレゼント! 新たな5つの体験で「新しい防災のステージへ!一歩先の備えが、未来を救う」 ●初期消火体験 大迫力画面とセンサー式の模擬消火器で初期消火体験。 ●119番通報体験 通信員と実際に会話しているような119番通報体験。 ●災害シアター 南海トラフ巨大地震に備え、「津波避難」について映像で学習。 ●救命処置体験 訓練用人形で胸骨圧迫の体験やAEDの使用体験。 ●デジタル防災クイズ WEB形式の防災クイズ。学校、職場、自宅で利用可能 ************************************************** # 和歌山市民憲章(昭和41年11月3日制定) ************************************************** 自然を愛し、きれいなまちをつくりましょう。 互いにたすけあい、希望にみちたまちをつくりましょう。 きめごとを守り、人に迷惑をかけない市民になりましょう。 仕事に誇りをもち、たくましい市民になりましょう。 教養を高め、視野の広い市民になりましょう。 ************************************************** # 今月の題字、私が制作しました ************************************************** 市立和歌山高等学校デザイン表現科2年 堀尾 来菜さん 春の温かみを表現するために 小さな円で1つの形をつくりました。 市報わかやま 令和7年3月号 第960号 発行/和歌山市広報広聴課 〒640-8511 和歌山市七番丁23 電話番号073-432-0001(代表) ホームページ https://www.city.wakayama.wakayama.jp/ 人口/352,477人(男166,919人 女185,558人) 世帯数/176,889世帯 ※住民基本台帳を基準とした令和7年2月1日現在の人口および世帯数