番所庭園・紅葉渓庭園・養翠園
番所庭園
番所庭園は、海洋眺望絶佳の景勝地です。雑賀崎から西に、鼻のように突き出て見えるのが番所の鼻で、藩政時代、紀州藩の海の防備見張り(黒船)番所があったところを整備し造られました。大芝生で海を眺め、空を仰いで、心身ともにリフレッシュしませんか。バーベキューエリアも好評です。
住所:〒640-0062 和歌山市雑賀崎番所ノ鼻
(注)お問い合わせ 番所庭園 電話/ファクス 073-444-6533
紅葉渓庭園
天守閣から北側に下り、右側に白い土塀と青石の石垣が迫る小径を歩いていくと、ひなびた茅門が見えてきます。
門をくぐると、しんしんと静まり返った空間が開け、時には青く、時には紅い庭園があります。堀のなかに浮かぶ釣殿「鳶魚閣」は、雨の日にはけむるような水面にほのかに浮かび上がります。
木造銅板葺きの屋根が美しい「紅松庵」では、和服姿の女性がお茶をていねいにたててくれます。庭園を散策し、茶室でお茶を一服、四季の移ろいと江戸の昔に思いを馳せてみてはいかがでしょう。
入園料 無料
開園時間 午前9時から午後5時まで
(注)茶室 紅松庵 午前9時から午後4時30分まで
休み 庭園 12月29日から12月31日
茶室 12月29日から翌年1月3日
(注)お問い合わせ 紅葉渓庭園 電話 073-431-8648
養翠園
養翠園は、文政元年(1818)から8年をかけて10代藩主治宝(はるとみ)が造営した西浜御殿の別邸で、徳川中期の代表的な武家庭園とも言われる池泉回遊式庭園となっています。
中国の西湖を模したとされる三ツ橋などが架かり、デザイン的に曲線と直線を効果的に配置しています。また、海水を取り入れた池としても珍しいものです。
数寄屋づくりの養翠亭や表千家の茶室も風情があります。また園内には季節になると紫陽花などが咲き、私たちの目を楽しませてくれます。
平成元年国指定名勝
開園日時 年中無休
開園時間 午前9時から午後5時まで
料金 (有料)大人600円・小人300円
休み 庭園 12月29日から12月31日
茶室 12月29日から翌年1月3日
(注)詳しいことのお問い合わせは 養翠園保存協会 電話 073-444-1430