日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」
日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」概要
日本遺産とは
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。平成29年、1300年の歴史・文化が織り成す和歌の浦の景観が「絶景の宝庫 和歌の浦」として日本遺産に認定されました。
和歌の聖地・和歌の浦の所以
和歌の浦は奈良時代の724年、当時の天皇である聖武天皇が行幸され、刻一刻と変化する干潟の風景に感銘を受け、この地を大切に保全し土地の神を手厚くお祀りするよう命じた詔(みことのり)の地です。平安時代に編まれた和歌の聖典「古今和歌集」の仮名序に、当時随行していた万葉歌人・山部赤人が詠んだ和歌である「若の浦に 潮満ちくれば 潟をなみ 芦辺をさして 鶴鳴きわたる」が取り上げられ、以後玉津島は「和歌の聖地」として注目されました。
左上:和歌の浦干潟 右上:玉津島神社
左下:和歌祭の様子 右下:不老橋
日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」の魅力を知ろう!
和歌の浦は、2017年度に日本遺産に認定された歴史的景勝地で、長らく和歌山市の観光名所として国内外から観光客が訪れています。
この解説文では、その和歌の浦の歴史や文化について、近畿大学名誉教授の村瀬憲夫氏が、わかりやすく、親しみやすく解説しています。
多言語対応(英語、簡体字、繁体字、韓国語)にもなっておりますので、
是非、解説文をお読みいただき、和歌の浦が持つ奥深い魅力に触れてみてください。
解説文はこちら
近畿大学-村瀬憲夫氏
近畿大学名誉教授。主に紀伊國や和歌の浦についての研究を行っており、日本文化・歴史全般の造詣が深く、「万葉集」特に「紀伊万葉」に精通し、論文・著書を多数執筆している。現在、紀伊万葉ネットワーク会長として、和歌山で詠まれた万葉歌(紀伊万葉)を基軸に、地域の活性化を目指した活動を続けている。
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