第3砲台跡
概要
第3砲台跡は、友ヶ島における最主力砲台であり、島内の他の第1・第2・第4・第5砲台とともに、明治政府が紀淡海峡防備のため、由良地区(淡路島)および友ヶ島・加太・深山地区(和歌山市)に築造した由良要塞の一つの砲台です。
すり鉢状の砲座から360度の全周射界をもっていたことや、独自の発電所や看守衛舎があったことも特徴的です。また、地上部から階段を使って砲座下部の地下施設に入ることができます。この地下施設には、砲弾貯蔵庫や揚弾装置などが設けられており、実際に見学することができます。
保存状態がよく、ほぼ施設全体を見学することができますが、場所によっては暗いところや足元が悪いところがあるため、懐中電灯をご持参の上、怪我等に注意してご見学ください。
写真集
友ヶ島第3砲台美術館
令和元年10月、第3砲台が音の美術館として生まれ変わりました。歴史遺産をそのまま生かし、この施設が生み出す静寂の空間に身を置く。そして、暗闇の中で、光に目を凝らす。音に耳を澄ます。それがこの美術館の鑑賞方法です。
音の美術館「友ヶ島第3砲台美術館」は、音声AR観光アプリ「友ヶ島」を利用することでお楽しみいただけます。アプリのダウンロード方法やアプリの詳細については、以下のページをご覧ください。
地図
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