灯台
瀬戸内海国立公園・紀伊水道の加太と淡路島の中間に浮かぶ友ヶ島に建つ友ヶ島灯台は、明治元年(1868年)灯台建設のため明治政府の招きで日本に来た、イギリス人のリチャード・ヘンリー・ブラントン技師が兵庫港(現在の神戸港)の開港に備えて、紀伊水道友ヶ島に灯台設置の必要性を認め、明治3年4月7日に工事着工、2年2か月の年月をかけ、明治5年6月25日に初点灯した石造りの洋式灯台です。
建設当時は、現在の場所の西側(海側)25mの位置に建っていましたが、旧陸軍の要塞建設のため現在の場所に移動しました。また、建設以来、消えることのなかった灯台の光ですが、昭和20年3月のアメリカ軍機の襲撃により被害を受けたことに加え、日本軍の戦術上の要求もあって、一時消灯しなければなりませんでした。しかし、昭和20年8月16日に仮復旧して再び灯台の光がともされ、それ以来、消えることなく紀伊水道を航行する船舶の安全を見守っています。
◇登録有形文化財に!◇
友ヶ島灯台が平成27年11月に登録有形文化財(建造物)に登録されました!
友ヶ島灯台概要
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地図
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