新型コロナウイルス感染症における本市の現状と対応について
- 提供日
-
令和2年11月24日
- 担当課
- 新型コロナウイルス感染症対策本部
- 電話
- 073-488-5102
1 現状
現在、全国において、新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあります。
「人口10万人当たりの前1週間の平均陽性者数」(図-1)をみると、隣接する大阪府ではすでに第2波を超える状況になっており、本市においても増加してきています。発熱患者等のPCR 検査を実施した検査機関をみると、民間検査機関が徐々に増えてきています(図-2)。また、採取検体も鼻咽頭からより簡便な唾液が多くなっています(図-3)。
2 疫学調査における分析
保健所において、会議の場や飲食の場、勤務場所、スポーツの場など、最近の発症事例における疫学調査の結果を分析してみると、主に以下のような行動が、感染の広がりにつながったと考えられます。
- 職場・施設内での感染 33%(14件)
- 家族内での感染 19%(8件)
- 飲酒を伴う飲食 14%(6件)
- 換気の悪い狭い室での会合・休憩 10%(4件)
- 症状があるのに我慢して仕事を継続 10%(4件)
- 初回受診時から再度の医療機関受診の遅れ 5%(2件)
- 十分な距離をとらずマスクを外しての会話 2%(1件)
- その他 7%(3件)
3 本市の対応について
医療・検査体制について
(現状)
新型コロナウイルス感染症については、診療・検査医療機関が市内132 か所と和歌山市PCR 検査センター(ろうさい病院内)があります。(11 月20 日現在)
(今後の対応)
和歌山市は以前から、かかりつけ医による検体採取医療機関を整備していましたが、医師会等の協力を得て診療・検査医療機関をさらに増やすように努めます。和歌山市医師会に12 月中旬にPCR 検査機器の導入や和歌山市PCR 検査センターの充実を図っています。また医療機関に対し新型コロナウイルス感染症を少しでも疑った場合は和歌山市PCR 検査センターのさらなる活用などによって、迅速な検査や検査数の増加につなげます。
飲食店への対応
飲食店については、飲食によって感染が拡大している可能性があるため、室内の換気やガイドラインに沿った対策などを施設へ直接訪問し呼びかけていきます。
デイケアを含め高齢者施設への対応
介護保険サービスを利用している高齢者で、訪問介護やデイサービス等の利用者において陽性者が発生しているため、改めて、訪問・通所系サービス事業者に注意喚起を行い、感染拡大防止に努めます。
和歌山市では、このように、診療・検査体制を整備・充実していきますので、市民の皆様、早期受診をお願いいたします。
市民の皆様へのお願い
- 3密を避ける、マスクを着用する、人と人の距離を保つ(1mを目安とする)、換気を徹底するなど、基本的な感染防止対策を行う。
- 飲食を伴う面談や会合では、距離を保ち、できる限り少人数で、長時間とならないよう注意する。
- 宴会・飲み会での大声の会話やカラオケを控える。
- 体調の悪い時は無理をせず、会社・学校等を休み、すぐに医療機関を受診する。
- 寒い環境でも定期的な換気と適度な湿度の維持を実践する。
- 報道機関に提供した市の主な事業に関する資料を掲載しています。
- 報道機関に提供した資料を提供日の次の開庁日に掲載しています。
(ただし、遅れる場合もありますのでご了承ください。) - 冊子や地図などの添付資料の一部を省略することがあります。
- 提供内容の詳細は、各担当課にお問合せください。
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このページに関するお問い合わせ
市長公室 企画政策部 広報広聴課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1009 ファクス:073-431-2931
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