和歌山市職員採用に関するQ&A

 

ページ番号1002968  更新日 令和6年3月9日 印刷 

採用試験の受験に関すること

Q1 公務員になるには、まず「公務員資格」を取得するのですか?

A1 公務員に共通した「公務員資格」というものはありません。ご希望の国や地方公共団体が実施するそれぞれの採用試験を受験、合格する必要があります。(和歌山市人事委員会では、和歌山市職員の採用試験を行っています。)

Q2 採用試験の申込みはどのようにすればいいですか?

A2 インターネット(電子申請)又郵送により申し込んでください。試験区分によっては、添付書類が必要となります。詳しくは、受験案内で確認してください。
なお、採用試験に受験料は必要ありませんが、採用試験は申込みによって、市民の税金を使い準備が行われます。貴重な税金を有効に活用するためにも、試験を申し込まれた方は必ず受験するようお願いします。

Q3 受験資格(年齢要件など)はどうなっていますか?

A3 おおむね次の要件で実施していますが、変更される場合がありますので、必ず、受験案内で確認してください。

 
主な区分 年齢(注) 試験の程度
行政職 1種(事務職、土木職など) 22才から35才まで 大学卒業程度
3種(事務職、土木職など) 18才から31才まで 高校卒業程度
資格免許職 1種(保健師など) 35才まで 大学卒業程度
2種(保育士など) 33才まで 短期大学卒業程度
消防職 1種 22才から30才まで 大学卒業程度
3種 18才から26才まで

高校卒業程度

(注)年齢は採用年度の4月1日時点の年齢です。なお、試験区分によっては、上記以外の年齢要件で実施する場合があります。

  1. 学歴は問いません。ただし、行政職3種及び消防職3種の区分では、4年制大学を卒業又は試験実施年度の3月31日現在で4年制大学における在籍期間が通算して3年を超える人は受験できません。
  2. 技術職(土木職など)では、採用日前日までに専門課程を修了していること、定められた期日までに資格を取得していること、又は定められた期日までに一定の職務経験があることが必要です。
  3. 資格免許職(保健師など)では採用日前日までに資格又は免許を取得していることが必要です。
  4. 試験区分によっては、その他の要件を必要とする場合があります。

Q4 採用試験では、出身市、転職、出身校(学科)、新卒・既卒の別、性別や年齢等による受験の有利、不利はありますか?

A4 採用試験は、地方公務員法の平等取扱の原則に基づき実施していますので、市内・市外出身の別、男女の別や年齢等によって有利、不利になることはありません。受験資格が満たされていれば、全ての方に平等です。

Q5 採用試験を受験する際に気をつけた方がよいことはありますか?

A5 職種等により受験状況が異なる場合がありますので、試験日時及び会場はよく確認して必ず定刻までにおいでください。試験受験時の服装については指定していません。ただし、空調設備のない会場がありますので、試験を受けやすい服装で受験してください。また、午前から午後にかけて試験が実施される試験区分においては、昼食及び飲み物が必要な方は持参してください(試験会場での販売はありません)。

Q6 行政職1種・事務職[2型]の1次試験で実施される「特別な事前対策を必要としない試験」とはどのようなものですか?

A6 幅広い分野での知識を問うこれまでの「教養試験」や「専門試験」ではなく、民間企業の入社試験で実施されることの多い「一般教養試験」となります。主に文章読解能力、数的能力等の基礎的な知的能力等を確認する試験ですので、試験対策に十分な時間をとることができない方や、民間企業を中心とした就職活動を行っている方であっても受験しやすい内容になっています。

Q7 過去の試験問題を入手することができますか?

A7 和歌山市では、過去に実施した試験問題について論文試験の出題テーマを除き、公表していません。ご了承ください。

Q8 合否結果はどのような形で教えてもらえますか?

A8 合格発表は和歌山市役所玄関に合格者の受験番号を掲示します。また、第1次試験結果(第3次試験まで実施する試験区分については第1次試験及び第2次試験結果)については合格者にのみ、最終結果については合格者及び繰上げ合格候補者に文書で通知します。ただし、結果通知は合格発表の当日に発送しますので、郵便事情により届くのは数日後になる場合があります。

Q9 第2次試験(第3次試験)の面接日時は変更してもらえるのですか?

A9 面接試験は、人事委員会事務局が指定する日に行います(第1次試験合格者(第2次試験合格者)に通知します。)。なお、面接試験日時の変更はできませんので、予めご了承ください。

Q10 試験の成績を知ることはできますか?

A10 第1次試験合格発表後は不合格者、第2次(最終)試験合格発表後は第2次(最終)試験受験者を対象として、試験区分ごとの種目別得点、総合得点、総合得点による順位を人事委員会事務局において、受験者本人に提供します。期間は合格発表の日から1か月間です。詳しくは受験案内で確認してください。

Q11 電子・システム工学系を卒業し、システム開発等の仕事に興味があります。電気職と機械職のどちらを受験すればよいでしょうか?

A11 和歌山市では、電気職及び機械職は、市有施設の設備設計、施工監理、保守管理等の業務に従事します。システム開発関係の職を希望する場合は、「情報職」の試験区分を受験してください(採用後の配属や職務内容に関することのQ2を参照してください。)。

採用後の配属や職務内容に関すること

Q1 試験に最終合格すれば採用されるのですか?

A1 和歌山市では、原則として正式合格者イコール採用者ですので、本人からの辞退や必要な資格・免許が取得できなかった場合、受験申込書などで虚偽の内容の記載があった場合、公務員としての適性を欠く行為があった場合などがない限り、採用されます。

Q2 採用時期や配属先はどのようになっていますか?

A2 採用時期は原則として4月1日ですが、欠員の状況、採用内定者の現在の勤務状況等により、4月1日前に採用されることもあります。
新規採用職員の配属先は、本人の職種(試験区分)・適性・希望等を考慮して決定され、入庁後は、3~5年くらいのサイクルで職場を異動します。また、人事異動が行われるにあたり、毎年、異動希望や希望する部署などについて、申告する機会が設けられています(ただし、希望どおりに配属されるとは限りません。)。

Q3 新規採用職員研修について教えてください。

A3 和歌山市に採用されると、新規採用職員研修をその日以降に受講することになり、各職場に配属される前に10日間程度、職員としての心構えと仕事の基礎を習得します。
消防職として採用された人は、まず6か月間、消防学校(全寮制)に入校します。研修内容は、一般教養から消防の実務訓練まで幅広く行われます。

Q4 先輩職員の体験談や具体的な業務内容について教えてください。

A4 次の先輩職員メッセージや、和歌山市職員採用案内(パンフレット)をご覧ください。

Q5 昇任はどのように行われますか?

A5 昇任とは、いわゆる昇進のことで、上位の職位へ任命されることです。本市では、意欲と能力のある者が昇任できるように、機会均等、能力主義に基づいた「昇任選考試験」を実施しています。受験資格には、在職年数、研修の受講等の要件があります。

Q6 他の自治体や中央省庁等へ派遣されることもあるのですか?

A6 住民のニーズに合った特色ある自治体づくりの実現を目指し、行政の課題に柔軟かつ的確に対応できる人材を育成するため、国等へ職員の派遣を行っています。