和田山真央さん・晴美さん
和田山真央さん・晴美さんのわかやま暮らし
プロフィール |
やっていること |
移住地域・現住居 |
活用した制度・支援 |
---|---|---|---|
・和田山 真央さん ・家族移住 ・狭山市(大阪)からのIターン ・R1・10 移住 |
真央さん: 陶芸家 |
・北西部(加太) |
・なし(個人的に加太観光協会に連絡) |
移住しようと思ったきっかけは?
真央さん:
地元が大阪の狭山市で「山側」にはずっと住んできたので、移住先は「山側」じゃない方が良かったんです。元々趣味でスズキ釣りをしていて、「歩いて行けるところで釣りがしたい」っていうのもあって、海が近いところで観光地がいいなって、そういう条件のところを探していました。
和歌山市に決めた理由
真央さん:
淡路島とか明石市、和歌山県では湯浅町も候補にありました。Googleマップを見ながら海沿いの移住先を探しているときに「加太」を見つけて、調べたら観光地だったし、いいなと思いました。それで、加太の不動産情報を探したらネットにあまり情報がなくて、地元の観光協会の方だったら色々教えてくれるかなと思って連絡したら、「移住を考えているんだったら、とりあえず1回来なよ」ってなって、それで下見に来て~という感じです。
下見に来た時、観光協会の方が僕のことを事前に調べて知ってくれていて、その上で色々お話ししたということもあって、ひととおり案内してもらった後には「いつ引っ越すの?」みたいに言われました(笑)。でも、そういうのがなかったら、他の候補地ともフラットに考えていたとは思うんですけど、どこに(移住先の下見に)行っても「ここに来るんやろ?」みたいなことは言われなかったですし、移住して来て欲しいって感じがない地域もありましたし。あと、東大の分室(加太分室地域ラボ)があるっていうのも移住してきた理由のひとつにはなっています。
晴美さん:
海も景色もきれいですしね。加太だったら割と和歌山市駅も近いですし、交通手段として電車もあるのでそこまで不便とは思わなかったです。
移住前に心配だったこと
真央さん:
漠然とですけど、こっち(加太)でうまくやっていけるのかな?っていうような不安はありましたけど・・・それぐらい。逆にみなさん(移住者の方は)どんなことを心配されたりしていたんでしょうか?
他の移住者の方からは、車の運転や仕事面が心配だったと伺いました。
真央さん:
確かに、車は要りますね。特に加太は車は合った方が良いです。
晴美さん:
実は今、教習所に通っています(R02・12時点)。移住前は歩いて行ける距離にスーパーがあったんですけど、加太だとスーパーが近くにないので、車(免許)がないと買い物が不便ですね。
今やっていること
真央さん:
僕の場合、仕事(陶芸家)は変わっていないので、和歌山市に移住してきたからといって生活が大きく変わったということはないです。基本的には注文受けて、作って、発送して、あとはギャラリーに作品を出したりしてなので、やっていることは移住前も今も同じです。
移住後の暮らしの変化(趣味・ライフスタイルなど)
晴美さん:
1日に人と喋る量が前と全然違う気がします。ご近所の方とも喋りますけど、観光客の方もいらっしゃるので、加太に来てからはすごく喋っていると思います。あと、自宅からビーチまで歩いて行けるので、夏はずっと観光気分な感じで楽しいですよね。
真央さん:
着替えを持って行かなくても海に行けるっていうのは良いですよね。泳いだ後のシャワーも家でできますし、釣りをするのも竿とルアーだけ持って行けば良いですからね。僕は仕事の合間に海に行ったりするんですけど、「海に行くぞ」って気合を入れて準備しなくても歩いて行き来できるのが良いですね。
晴美さん:
あと、お魚が美味しいので、お刺身を外で食べようと思わなくなりました。サバのお刺身とか、他所では食べられないですしね。外で魚を食べる時は、マグロとかサーモンとか、加太で食べられないものは食べるって感じです。魚を買うのも、加太の漁港で新鮮な魚が買えるので、スーパーではあまり買わなくなりました。
真央さん:
サバもアジも「加太のは美味しいから」って言われて、最初は「そんなことないやろ。サバやアジはどこも一緒やろ。」って食べたらめっちゃ美味しいっていうね(笑)。タイはめっちゃ好きになりましたし(加太はタイが名物)、ヒジキやワカメなんかも美味しいですよね。メカブも2人で食べきれなないくらい、袋いっぱいに頂いたりしました。
新しくできた趣味などはありますか?
晴美さん:
私は釣りをするようになりました。家の前でちっちゃなアジとイワシがたくさん釣れるんです。ここに住んでいるとご近所の方に釣りに誘われることも多いですね。
真央さん:
釣りをするのに近所の漁師さんが「一緒に行くか?」って言って、船で沖に連れていってくれることもあります。本格的な漁ではなくて遊びですけど、「高仕掛け」っていう漁を教えてもらったりしました。あと、お酒を飲む機会はめっちゃ増えましたね。漁師さんが多いからよく飲みに誘われます。たまに、僕が仕事している工房に遊びに来て、僕が仕事している横で静かに飲んでいたりします(笑)。
アドバイス(苦労した点など)
真央さん:
移住するからといってそんなに難しく考える必要はないと思います。元々住んでいたところと同じように仕事して、生活していければ問題ないと思いますし、もし、会社員で大阪の難波辺りが職場だとしたら、和歌山市から通勤するのに、10分くらい早起きしたり、車と電車を併用したりすれば仕事を変えずに移住できるかもしれませんしね。また、移住してきたからといって、「地元の人と交流しなければ!」みたいに変に意気込まなくても、前に住んでいたところと同じように、自然にしていればいいんじゃないかって思います。
移住までの流れ
このページに関するお問い合わせ
市長公室 企画政策部 移住定住戦略課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1013
ファクス:073-435-1254
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。