水処理の流れ(中央終末処理場)
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更新日
令和3年3月29日
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水処理
一次処理 凝集沈殿
1.流入水
2.沈砂池
沈砂池では、流入水に含まれる大きなごみや土砂などを取り除きます。
3.前曝気槽
下水に空気を送り、腐敗を防ぐと共に浮遊物質を沈殿しやすくします。(滞在時間約30分)
4.最初沈殿池
最初沈殿池では約1時間30分をかけてゆっくりと下水が流れる間に下水に含まれる浮遊物を池の底に沈め、汚泥濃縮槽へ送ります。これを生汚泥といいます。(ここまでを一次処理とよんでいます。)
二次処理 生物処理
5.曝気槽
曝気槽では、下水量の25パーセントほどの活性汚泥(下水をきれいにする微生物の集団)を加え、これに空気を吹きこんで約8時間滞留させます。この間に微生物は吹きこまれた空気中の酸素により活発に活動し、下水中の有機物(下水中の汚濁源)を無機物に変え、沈みやすい固まりとなります。
6.最終沈殿池
最終沈殿池では、活性汚泥との混合下水をここで約2時間30分ほどかけて静かに流し、汚泥ときれいな上澄み水に分離し、上澄み水だけが塩素混和池に送られます。(ここまでを二次処理とよんでいます。)
砂ろ過設備
(注)再利用する処理水
砂ろ過設備では、場内の機械その他必要な大量の用水に、
処理水を砂ろ過し、再利用して上水の使用量を節約します。
7.塩素混和池
塩素混和池では、処理を終えた水をここで次亜塩素酸ソーダで消毒(約15分間)、滅菌してから川に放流します。
8.放流水
他処理場は下記リンクで参照ください。
このページに関するお問い合わせ
企業局 下水道部 終末処理場管理課(中央終末処理場)
〒641-0011和歌山市三葛510-1
電話:073-447-3331 ファクス:073-447-3825
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