救助訓練開始!

 

ページ番号1000170  更新日 平成28年2月2日 印刷 

和歌山市北消防署では、和歌山市における選考会を勝ち残った精鋭13名及び特別救助隊員10名が今夏(平成27年8月29日)神戸市で開催される全国消防救助技術大会を目指し救助訓練(陸上・水上の部)を開始しました。

陸上の部

障害突破

5人1組で緊密な連携の下、一致協力して「乗り越える」 「登る」 「渡る」 「降りる」 「濃煙を通過する」という基本動作により5つの障害を突破するという消防に必要な要素がすべて含まれた訓練

写真1:障害突破

写真2:障害突破


引揚救助

5人1組で実施し、2人が空気呼吸器を着装して搭上から塔下へ降下。検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等からの救出を想定した訓練

写真1:引揚救助

写真2:引揚救助

ロープブリッジ救出

4人1組で実施し、2人が水平に展張された渡過ロープ(20メートル)により対岸の塔上へ進入。要救助者を救出ロープに吊り下げ、けん引して救出した後、脱出する。隣の建物等から進入し、要救助者を救出することを想定した訓練

写真1:ロープブリッジ救出

写真2:ロープブリッジ救出

はしご登はん

自己確保の命綱を結索した後、垂直はしごを15メートル登はんする。災害建物への進入等、消防活動には欠かせない「はしごを登る」という動作に特化した訓練

写真:はしご登はん

ロープ応用登はん

登はん者と補助者が2人1組で協力し、資機材を使わずに塔上から垂下されたロープを15メートル登はんする。登はん者の腕力だけでなく、補助者との呼吸が重要なポイントとなる。

写真:ロープ応用登はん

水上の部

基本泳法・複合結索・人命救助・水中検索救助

水難救助に必要な基本泳法を始め、マスク、スノーケル、フィンを着装し、水中の行方不明者の捜索を想定した訓練や、4人1組で、2人が水面と水中を交互に検索し、要救助者(訓練人形)を発見後水面に引き揚げ、他の2人が救出地点まで交互に対岸間を運んで泳ぎ、救助する訓練等があります。

写真:基本泳法

写真:水中検索救助

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