計画停電時や集中豪雨における浄化槽使用の注意点について

 

ページ番号1001583  更新日 令和5年6月30日 印刷 

浄化槽は電気を利用する施設のため、計画停電や集中豪雨の影響を受けるおそれがあります。停電や集中豪雨からの復旧後、ご使用の浄化槽に異常が生じていないか、確認をお願いします。
また、停電中は浄化槽本来の機能が発揮されず、集中豪雨の際は機能が低下するおそれがありますので、水の排出をなるべく控えていただきますようお願いします。

停電による影響

  1. ブロワの停止
    停電中はブロワが停止しますが、通常、停電終了後は自動で運転を再開(タイマーが機能している場合、停電終了後数時間後に運転再開する場合があります。)します。そのため、数時間程度の停電であれば特に問題はないと考えられます。
    もし、停電終了後数時間たってもブロワが運転を再開しない場合は、契約している保守点検業者に連絡して点検を受けるようにしてください。
  2. ポンプの停止
    原水又は放流ポンプを設置している場合(マンホールが3~4個ある浄化槽)、停電中はポンプが作動しません。通常、停電終了後は自動で運転を再開しますが、ポンプが停止したまま水の排出を続けると汚水が溢れるおそれがありますので、ポンプの運転再開を確認した後、使用を再開してください。
    もしポンプが運転を再開しない場合は、契約している保守点検業者に連絡して点検を受けるようにしてください。
  3. 逆洗用タイマーの停止
    タイマーにより逆洗が設定されている浄化槽にあっては、停電によりタイマー設定が初期設定に戻ってしまい、浄化槽が十分機能しなくなることが考えられます。
    もしタイマーが適切にセットされていない場合は、異臭が発生したり、水質が悪化したりすることもありますので、タイマー設定を確認するか、契約している保守点検業者に連絡して点検を受けるようにしてください。

集中豪雨による影響

  1. 排水の滞留
    集中豪雨が発生すると側溝や排水管に大量の雨水が流れ込み、放流先の水位が上昇することで浄化槽の放流水が一時的に流れにくくなることがあります。流入管や浄化槽本体から汚水が漏れるおそれもありますので水の使用はなるべく控えるようにしてください。                                                 なお、放流先の水位が低下した後は、浄化槽の放流水も安定すると思われますが、念のため浄化槽内部の機器についてご確認いただき、必要に応じて点検を受けるようにしてください
  2. ブロアの漏電等                                                              ブロアが浸水した場合は漏電や火災発生のおそれがあり危険ですから、周囲の安全を確認した上で、契約している保守点検業者に連絡して点検を受けるようにしてください。ご自身でコンセントを抜く場合は、感電等に注意し、安全を確保したうえで行ってください

このページに関するお問い合わせ

市民環境局 環境部 浄化衛生課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1067 ファクス:073-435-1357
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