目次
与えるタイミングの例
固さの目安
味つけの目安
離乳中期(モグモグ期)の食品の使い方・レシピ
よくある相談
与えるタイミングの例
1日2回食にして生活リズムを確立していきます。
母乳や育児用ミルクは離乳食の後に与えます。
色々な味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていきます。
初めてあげる食材は午前中の1回で与え、午後は食べ慣れたものをあげるようにしましょう。
上の例のとおりの時間でなくてもかまいませんが、消化の面から考えても、午後の食事は遅くても18時までに済ませるのが望ましいです。
固さの目安
作り方や固さの目安は動画でも紹介しています!
ぜひこちらもご覧ください。
この時期、赤ちゃんの舌は前後に加えて上下にも動くようになります。
舌と上あごで食べ物をつぶしてからゴックンする時期です。
おかゆは7倍がゆが目安で、慣れてきたら米粒をつぶさなくても食べられます。徐々に水気を減らしていき、中期の終盤には5倍がゆ程度にステップアップしていきましょう。
野菜なら軟らかく煮てから細かくみじん切りしたり、フォークで粗くつぶしたりしたものになります。
豆腐のような軟らかいものであれば、5mm角程度の小さいサイコロ状でかまいません。
細かく刻んだものは、舌の上から逃げていき、うまくつぶせない場合もあります。
肉や魚などもパサパサして食べにくい食品です。
水溶き片栗粉などでとろみをつけると、食べやすくなります。
味つけの目安
ごく少量であれば塩・醤油・味噌などの調味料を使えますが、風味づけ程度にとどめます。
素材の味を生かしながらだし中心のうす味を守りましょう。
油脂類も少量なら使えます。
離乳中期(モグモグ期)の食品の使い方・レシピ
Point!
- 穀類(主食)、野菜(副菜)・果物、たんぱく質性食品(主菜)を組み合わせた食事にします。
また、家族の食事から調味する前のものをとり分けたり、うす味のものであれば一緒に食べて食品の種類や調理方法のバリエーションを増やしていきましょう。 - 卵は卵黄が食べられたら、全卵もしくは卵白へと種類を増やしていきます。火はしっかり通しましょう。
- 食べやすく調理した脂肪の少ない肉(鶏ささみ等)、豆、各種野菜、海藻と種類を増やしていきましょう。
詳しくはPDFをご覧ください。
よくある相談
2回食になると1回あたりの量は変わりますか?
1食あたりの目安量は1回目も2回目も変わりません。
お子さんが食べられるのであれば、1回目と同量を与えましょう。
2回目の食事にまだ慣れておらず、1回目と同量食べられない場合は1回目より少なくして2回食に慣れさせる期間があってもよいでしょう。
なかなか食材の種類が増えません。
あせらず少しずつ食材を増やしていきましょう。
特に野菜に関しては種類も多く、はじめの数か月で経験させるのは難しいでしょう。
「1歳半頃の離乳食完了までに、スーパーでよく売っている野菜をほとんど経験出来たらよいか」とゆったりした気持ちで進めていきましょう。
固さ・大きさがペースト状から進められません。
この時期の固さの目安は、舌でつぶせる程度です。
軟らかく調理したつもりでも、いざ舌でつぶそうとしたらつぶれない固さになっていることもあるので、一度お母さんお父さんが食べてみて確認してもよいと思います。
もし固いようなら、さらに軟らかく煮たり、調理方法を見直しましょう。
生の食材をみじん切りにしてから加熱するとなかなか軟らかくならないものもある(例えば根菜等)ので、ある程度大きめに切って軟らかく煮たものを刻んで最後にもう一度加熱すると軟らかくなりやすいです。
また、トロトロからいきなりすべて固形にかえると戸惑う赤ちゃんもいるので、まずは使う野菜2~3種類の中の1つをみじん切りにするなど、徐々に進めるとよいでしょう。
離乳食を始めてから便秘になりました。このまま続けていてもよいのでしょうか。
離乳食をたくさん食べるようになると、母乳や育児用ミルクの量が減り、水分量が減ることが原因の一つです。
離乳食の量が少なすぎる場合も、便秘になる原因となります。
便秘が気になる時は、さつまいも、バナナ、りんごなどの食物繊維が豊富な食品、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を与えてみるのもよいでしょう。
排便の際に痛がって泣くなどあれば小児科で相談してみてください。
食べるのに時間がかかります。/食事に集中しません。
以下の2点を確認してください。
- お子さんは空腹ですか?
→お腹が空いていない状態では食欲も出ません。空腹時に食事というリズムを作ってあげましょう。 - お子さんのまわりに興味をひくもの(おもちゃ・テレビ・音楽など)はありませんか?
→興味をひくものがあれば意識がそちらに向いてしまいます。おもちゃは隠す、テレビや音楽は消すなど、食事に集中できる環境づくりをしてみましょう。
あまりに時間がかかる(1時間など)ようなら、ある程度の時間で食事の時間は終わらせてメリハリをつけるのもよいでしょう。
お子さんの気分が多少のらなくても根気強く大人が食べさせてみることは大切ですが、あまりに長いと親子ともに食事の時間が楽しめなくなってしまいます。楽しい雰囲気で進められるとよいですね。
アレルギーがありました。どうやって進めていけばよいか分かりません。
かかりつけ医とよく相談し、除去が必要な場合は症状が出ない範囲で最小限の除去とします。
アレルギーの症状が出ていないものや医師からの指導がないものを除去する必要はありません。
自己判断は禁物です。
PDF形式のファイルをご利用するためには,「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。
このページに関するお問い合わせ
和歌山市中保健センター
〒640-8137和歌山市吹上5丁目2番15号
電話:073-488-5122 ファクス:073-431-9980
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
和歌山市西保健センター
〒640-8421和歌山市松江775番地1 河西ほほえみセンター内
電話:073-455-4181 ファクス:073-453-8644
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
和歌山市南保健センター
〒641-0005和歌山市田尻493番地の1
電話:073-499-5566 ファクス:073-499-5510
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
和歌山市北保健センター
〒640-8481和歌山市直川326番地の7 さんさんセンター紀の川内
電話:073-464-5051 ファクス:073-462-8551
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。