和歌山市と東京都北区との連携について

 

ページ番号1060898  更新日 令和7年1月31日 印刷 

和歌山市と東京都北区は、歴史や文化的なつながりが深く、飛鳥山公園や旧古河庭園などゆかりがあるスポットも多くあり、様々な角度から連携を進めております。

こちらのページでは、東京都北区との連携事業について随時掲載していきます。

本市とゆかりのあるスポットの一例

【飛鳥山公園】
八代将軍徳川吉宗の命によって享保5年(1720年)から翌 6 年にかけて、飛鳥山に1,270本もの桜が植えられ、江戸における桜の一大名所となりました。現在も桜の季節になると多くの花見客で賑わいを見せています。

<写真>東京都北区提供

飛鳥山公園

【旧古河庭園】
この庭園は本市出身の陸奥宗光伯の別邸でした。次男が古河家の養子になったのち、古河家の所有となりました(尚、この当時の建物は現存していません。)現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア・コンドル 博士(1852~1920)です。平成18年1月26日に文化財保護法により 国の名勝指定を受けました。

旧古河庭園

「紀州・和歌山歴史ロードマップ 北区と和歌山市のつながり」が完成しました!

和歌山市と東京都北区との歴史的なつながりの解説と、北区に所在する名所である清光寺、紀州神社、王子神社、飛鳥山公園、平塚神社、旧古河庭園及び六義園(文京区)を結ぶコースに各所の解説を加えたマップを作成しました。

紀州・和歌山ロードMAP

「紀州・和歌山歴史ロード」は、北区の健康づくり総合アプリ「あるきた」に「歴史探訪コース(紀州和歌山編)」として追加されています。

これまでの主な連携事業

陸奥宗光伯生誕180周年記念講演 「日本外交の祖 陸奥宗光伯の足跡~北区と紀州和歌山の意外な関係~」(令和6年12月8日開催)

令和6年12月8日に、北区滝野川会館(東京都北区西ヶ原1-23-3)にて、陸奥宗光伯生誕180周年記念講演「日本外交の祖 陸奥宗光伯の足跡~北区と紀州和歌山の意外な関係~」と題した講演を開催しました。第1部は國學院大學講師であり北区文化施策アドバイザーである石倉孝祐先生が北区と和歌山の関係についての講演を行っていただきました。第2部は、明治学院大学准教授である佐々木雄一先生により「陸奥宗光と北区、和歌山」という題目で、講演を行っていただきました。

当日写真

災害時における相互応援に関する協定・八代将軍ゆかりの桜の枝交換 (令和6年11月5日実施)

能登半島地震や南海トラフ地震臨時情報の発表を踏まえ、本市における災害対応力の向上や被災者支援の充実化を図るために、尾花正啓和歌山市長とやまだ加奈子東京都北区長が、和歌山市において災害時における相互応援協定を締結しました。

【協定概要】

大規模な災害が発生した場合において、円滑な災害応急対策及び災害復旧対策を行うための応援を実施します。

(1)食料、飲料水等の提供

(2)車両、資機材等の提供又は貸与

(3)職員の派遣

(4)被災者の一時収容のための施設の提供

(5)被災児童、生徒等の一時受入

またあわせて、本市のシンボルである和歌山城と東京都北区の飛鳥山公園は、ともに八代将軍徳川吉宗ゆかりの桜の名所であることから、両者の交流の証しとして桜の枝を交換しました。この枝は、1年後に植樹を行う予定です。

協定式の様子

関連リンク

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