市長記者会見 令和3年5月27日
5月市長定例記者会見
【令和3年5月27日(木曜日)10時~】
市長発表事項
発表項目
新型コロナワクチン接種にかかる現況と今後の予定
おはようございます。定例会見ですけれども本日の発表項目6項目ございます。そのうちですね、最後の二つが発表等の関係で解禁がかかってますけどもよろしくお願いします。まず最初に1番目の新型コロナワクチン接種にかかる和歌山市の現況と今後の予定ということで発表させていただきます。今現在ですね、和歌山市の方は高齢者の優先接種が非常に順調に進んでます。これは各医療機関、クリニックさんを中心とした、病院等の医療機関のおかげでですね、非常にスムーズに進んでます。このままいくとですね、ほぼ6月の中旬には高齢者優先接種の、1回目、この青い部分ですけども、大部分の方が接種完了してくるだろうということになってます。それでいくとですね、第2回目の接種というのは3週間後になりますので、7月の上旬か中旬ぐらいにはもう大部分の希望される方については接種が完了されることになります。そんな中でですね、やはりこれからですね高齢者の方を取り巻く環境の中で、希望される方1人も取り残されないようにすることが大事じゃないかなと思ってます。そんな中で、今まで特にですねクラスターの起こったところ、高齢者施設については、この資料にもありますように、施設系で5200人の方への登録が進んでて、接種券の発送させていただいてます。5200人の方についてはですね。現在で、配給させていただいてるのが23%ほどございます。こちらの方は順調に進んでるんですけども。国の方でも独立した、通所系の訪問介護であるとか、デイサービスであるとかそういった部分が今回の優先順位の中入ってませんでした。それで和歌山市の方はですね、そこの部分を追加させていただこうということで、デイサービスの通所系訪問系の従事者の方、8000名を追加していきたいと思ってます。これによって特に非常に多いデイサービス等のクラスターを避けていけるんじゃないかなと、高齢者の安全をより守れることになると思います。それと二つ目は寝たきり等の医療機関に行く方が、非常に不自由な方についてはですね、しっかりとカバーしていきたいと思ってます。その方法としては、和歌山市は在宅医療が非常に進んでます。今でも全国の中でもトップクラスで、在宅医療が進んでるんでおり、そうした在宅医療を通じて訪問診療で、まずは打ってもらう。全体で3800人おられ、在宅医療を受けている方は訪問診療で、われわれ和歌山市はですね、在宅医療・介護連携推進センターっていうのを市内5ヶ所に持ってます。その連携推進センターを通じて、在宅医療、訪問診療を訪問診療医さんで、ぜひ寝たきりの方に打ってくださいっていうことを、お願いしていきたいと思ってます。それと訪問診療を受けられてない方もおられます。在宅介護だけを受けられてる方等についてはですね、これケアマネージャーの方が市内全体で570名おられます。226事業所で570名の方がおられるんですけども、大体1人のケアマネの方が40名ぐらい担当されてるんですけども、そうした方を通じて、訪問診療を受けられてない方だとか、往診を受けられない人を医療機関へ連絡させていただいて接種していただけるようなそんな形をとっていきたいと思ってます。またさらに、それから、もれる方もおられるかもわからないんですけども、現在ですね、民生委員さんの協議会と、調整中で民生委員さんのほうも協力していただけるということで、もしそうしたさらに漏れてる方があれば、そうした民生委員協議会の方で、ご協力をいただこうということで調整し、協力しますっていう返事はいただいてます。それと、すでに発表させていただいた、高齢者向けの集団接種、地域的な非常に偏りがあるということと、もう一つは、やはりかかりつけ医等を持たれてない方で、いまだに予約を取れてない方もおられますので、こうした方を対象として、集団接種を行います。その予約開始日が決まりました。予約開始日は6月3日朝9時から、先着順という形になってるんですけども、できたらWEB予約でお願いしたいなと思ってます。それぞれ希望日時を入れていただきますので、WEB予約でお願いしたいなと思ってます。コールセンターへの電話も可能ですが、できればWEB予約で、お願いできれば希望時間帯を先着順でやっていきたいと思ってます。高齢者の方が、大体目途がついてきたかなということで、6月下旬から、一般、特に基礎疾患等をお持ちの方への接種を開始したいと思ってます。それで16歳から64歳までで、基礎疾患を有する方、基礎疾患の内容等についてはホームページ等で詳しく、内容を示させていただいてますが、やはりできたらかかりつけ医さん等でご相談いただいて、そして接種をしていただければと思います。申請期間、基礎疾患の方については申請していただければ、接種券を発送させていただこうと思ってますので、申請期間が5月28日の金曜日から6月15日の間で、申請を受理して、申請受理次第速やかに接種券を発送させていただくことになりますので、ぜひ申請をしていただければというふうに思ってます。申請された方の優先予約、高齢者の方がある程度目途がつく6月15日から基礎疾患のある方の優先予約を受け付けることになってます。それが一つと、もう一つは一般接種に向けてですね、各団体をできるだけ活用していきたいなと思ってます。現在協議を進めていって、進んできたのが、保育士さんと、非常に子供さんと体で接する機会が多くって、やはり接触で感染の可能性も高いということで、保育士さん、幼稚園教諭を、各団体にお願いして団体接種をやっていただこうということで、現在調整できたのは、和歌山市民間保育協会、それと和歌山市私立幼稚園協会、また和歌山県認定こども園協会ということで、それぞれの団体でまとまって、施設、園単位じゃなくてまとまって打っていただこうということで、そちらのほうで医師、看護師さんの手配というのもやっていただいて、団体接種に向けて進んでいきたいと思ってます。今、ファイザー製ワクチンの確保量がですね、やはり若干厳しい面もあるようです。先週から国のほうへも要望させていただいて、菅総理にも要望書を出させていただいてるんですけども、団体接種であればモデルナを使えるということで、並行して団体接種の方をさらに進めることによって加速がしていくんじゃないかなと思っています。それはもちろんワクチンの供給量と、関連してくるんですけども、そうしたことでですね、一般接種、特に基礎疾患があるとか、そういう子供さんとの関係が高い方への団体接種を優先して進めていきたいと思ってます。またこれからですね、集団接種であるとか、限定された特定の方にも接種というのが進んできますので、キャンセル枠を設置していきたいと思ってます。これ子供さんに接するという意味では、公立の小学校中学校の教諭等でキャンセル枠を作って、もし集団接種等でキャンセルが出れば、優先して接種をしていきたいと思ってます。
「スマートシティ」実現に向けたIoT/ICTを活用した子供の見守り事業について
二つ目の発表項目になります。現在ですね、society5.0に向けて、新しい技術で、今後の人口減少社会を活性化していこうということで、我々も進めております。そしてスマートシティに向けて、IoT、ICTを活用した子供の見守りというのを進めてまいります。今までですね、主に地域の方、特に自治会の方であるとか、見守り隊の方であるとか、そうした様々な方に、見守りをご協力いただいておりました。さらにですね、それに加えてそのICTを利用して、位置情報で子供を見守っていこうということで、ダブルでですね、子供の見守りをより強く進めていきたいと思ってます。ご協力いただくのがですね、和歌山電力株式会社、ベンチャーで非常に活躍されてる、鳴海さんという方がやられてるとこですけども、そうしたベンチャー企業を通じて無料で登録いただけます。子供さんがどこに行ったかというのがわかるようになりますので、それを市の全域で進めていくんですけども、まず、準備ができた伏虎義務教育学校で6月1日からスタートしていきたいと思います。これを次第にですね、市内全域に進めていくのとあわせて、今後も位置情報というのはいろんな面で、高齢者の例えば認知症の方であるとか、そうした方への拡大は可能だと思ってます。スマートシティの実現に向けてですね、さらに、こうしたsociety5.0の技術を活用して安全安心なまちづくりを進めていきたいと思ってます。
市民一人ひとりの防災活動の充実
先日ですね、避難勧告が廃止されて、避難指示になりました。今年は梅雨も特に早く始まったし、どうも長そうだという話もあるんですけども、今後そうした災害がいつ何どき起こるかわからない状況になってます。現在ですね、市のほうでもいろんな取り組みを行ってるんですけども、やはり一番大事なのは一人一人の行動計画だと思ってます。そうした中で、和歌山市では各家にハザードマップを送付させていただいてるんですけども、例えば紀の川の洪水ハザードマップであればですね、紀の川の避難指示が出れば、どういったところに逃げていただくかということで、それぞれが自分の場所のいろんなハザードを危険因子を、確認していただければということで、お配りさせていただいてるんですけど、やっぱり視覚的にですね、大体主要なポイントでどんな状況なんだと、ハザードマップで、こう書いてるけども、浸水がどの辺まで来るんだっていうことを視覚的にわかりやすくさせていただいた方が、一人ひとりの行動に繋がるだろうということで、今回主要な地点で、大体このハザードマップでいけば、このぐらいになりますよってことを主要な交差点であるとか、公共施設のとこで示させていただくことになりました。ホームページ等また或いは支所、連絡所等でですね、それぞれの地域でどんなふうになるよということを示させていただいて、それで一人ひとりの行動計画につなげていきたいと思います。マイタイムラインって形で、それぞれが自分のマイタイムラインを持っていただこうということで、次のページになるんですけども。例えば台風が近づいてる時は、自分はこういう行動計画を取ろうということでまとめていただく。また短時間豪雨が来たときは、土砂災害等警戒しなきゃいけないんですけども、その場合は自分のどんな危険があるかっていうことを知っていただいて、どうした避難をしていただこうか、垂直避難なのか避難所行くのか。そうしたことをマイタイムラインとして行動計画作っていただこうということで、ぜひですね、これからの災害シーズンに入ってきますので、お1人お1人が、そうした行動計画を持っていただければというふうに思ってます。
理科の実験授業で子ども達にワクワクを届けたい!小学校理科教育充実のための寄附金をいただきました
先日になるんですけども、非常にうれしいことで。元校長先生の方がですね匿名で1530万円の寄附をいただきました。この方は理科の授業でずっと取り組まれてきたということで、やはりそれぞれの学校で自由にある理科の教材とかいろいろそろえたくても、なかなか市の予算の中では、不自由なんだよっていうことで、今回ですね、匿名で1530万円のご寄附をいただきました。それぞれ全校51校分、1校当たり30万円を配れる額の非常に高額なご寄附をいただいて、これを今回、活用させていただきたいというふうに思ってます。
脱炭素社会に向けて太陽光発電が促進される中、和歌山市では森林開発が伴うものについては規制を強化します。
ここからですね、議案関係になるので明日の議会運営委員会終了後の解禁になってしまうんですけども、太陽光発電についてはこれまでも非常に住民の方からも反対があり、いろんな社会問題化してきました。一方ですね、国の方では、ゼロカーボン、カーボンニュートラルを2050年まで達成していこうということで、これからですね、再生可能エネルギーの推進というのが非常に大きくなってきます。和歌山市ではですね、この再生可能エネルギーの推進ということは十分理解してるし推進していかなきゃいけないと思ってるんですけども、片方でやはり森林の問題というのは、これはやっぱり守っていかなきゃいけないと思ってます。山を守り、里山を守っていく。これはほんとに大事なことだし、防災であるとか、自然環境、そうしたことの意味ではですね、今まで太陽光の調和の条例を市内一本化してましたが、森林地域も平地も同じように扱ってたんですけども、今後、それを分けることにしました。森林地域については厳しくしようということで、民有林については、今まで1ヘクタール25ヘクタール以上は許可制にしてたんですけども、それを1ヘクタール以上に変えます。民有林の1ヘクタール以上、森林のですね1ヘクタール以上については、すべて許可制になって厳しく対応させていただくということにしました。一方平地の方がですね、1ヘクタール以上25ヘクタール未満については地元協議が必要ですけども、今まで通りということになります。初めて地域を分けるということで、進めさせていただくことになります。これはもう今議会の条例改正の方で載せさせていただく予定になります。
コンパクトなまちづくりの推進都市として「国土交通大臣賞」を受賞しました!
私にとっても非常に嬉しいんですけど、和歌山市はコンパクトシティをずっと進めてきました。これは人口減少が進む、特に街中での衰退が激しいということで、街中を中心とした多核型のコンパクトシティを進めてきたんですけれども、今回ですね第3回目のコンパクトシティ、コンパクトなまちづくり大賞ということで選ばれました。第2回目が富山市でしたので、富山市自体は私も目標の一つにしてました。これ非常に中心市街地の活性化がですね成功してる事例だろうなと思って。第2回が富山市で第3回目が和歌山市ということで、今回非常に嬉しいなと思ってます。今回和歌山市が認められた評価のポイントの一つはですね、小学校等の空き校舎を活用してですね、より短期間で地域に必要な専門的な大学を誘致した。その大学誘致、街中への大学誘致っていうことが一つ認められたのと、もう一つは市街地再開発、民間投資等によるですね、拠点整備の中で、非常に集客力の高い施設ができてきた。特にキーノ和歌山と、そうしたのが再開発として進んできたってことで、集客力の高い民間施設、それとやはり何と言ってもですね、市民の方の活動が非常に活発になってきました。都市再生推進法人でそれぞれ都市の活動をしていただいてる方ですけども、そうした活動が非常に活発になってきた。そして官民連携による動きが、全国の中でも有数だというふうにも認めていただいたということで、この3点の評価をいただいて、今回国土交通大臣賞を受賞することになりました。これからですね、しっかりと多核型ということで街中もそうですし、それぞれの拠点拠点をしっかりとコンパクト化を図って、人口減少化の社会に備えていきたいと思います。また、経済の活性化もしていきたいと考えてます。
以上が発表内容でございます。
よろしくお願いします。
記者の質問事項
新型コロナワクチン接種にかかる現況と今後の予定
(記者):新型コロナの接種状況が芳しいということで、一部報道でも高く評価を受けているところですけども、和歌山県がというより僕は和歌山市がと思っておりますけれども。和歌山市で比較的順調に進んでいることについて市長はどのように受けとめていますか。
(市長):まずはですね、第1にやはり各診療所、クリニックが非常にご協力いただいたことだと思ってます。これ実はですね、早い段階から、市の医師会等とですね、協議を進めてきたんですけども。そんな中で、医療従事者のワクチン接種が進まないっていうことが大きなネックでした。そんな中で協力できないよねっていうところもあったんですけども。この医師会の方は非常にまとまっていただいて、400医療機関のうちですね、ほぼ300医療機関が、今回ご協力をいただけたってことが、一番の最大の要因じゃないかなと思ってます。われわれ4月のワクチン数が非常に少なくて、予約が非常に多い中で各医療機関には大変な迷惑かけましたけど、二段階で進めたことも一つの要因だったんじゃないかなと。二段階というのは非常にワクチン数が少ない中でご協力いただけるとこ、迷惑もかかるけど、ご協力いただけますかっていうことで、周知にさせていただいて、その中で最初に大体100医療機関が、ご協力それでもご協力しますよということでいただけたこと、それと、5月の10日の週からは、ワクチン量が豊富に入りますってことで、これについてもですね、さらに180医療機関、全体で280医療機関が、ご協力いただける。これは400のうち300ですからね、非常に多くの医療機関がご協力をいただけたってことが、まずやっぱり一番の要因じゃないかなと思ってます。それとですね、あとは、保健所の職員も非常に頑張ってくれたなと思ってます。早い段階で接種調整課は1月の時点で接種調整課を設置して、準備に入りました。そんな中でいろいろ試行錯誤的に進んだ部分あります。ワクチン供給量が全然すったもんだしてひっくり返ってきて、4月1日でスタートできるかなと思ってたら全くできない。12日からっていうのも非常に量が少なかった。そんな中でですね、各医療機関と綿密に調整をする。それが大変な作業だったと思うんですけども。そうしたことをやっていけたということが、やっぱり大きな要因じゃないかなと思ってます。それとですね、あえて言うなら、これまでの医療機関との信頼性っていうか、在宅医療が非常に進んでるんです。これは普段からですね、高齢化社会が和歌山市は県下の平均よりも高いということで、在宅医療が進んできたんですけども、普段から医療機関とのそういった関係、良好な関係が築けてたというのも大きな条件じゃないかってなんかなというふうに思ってます。それ以外にも、いろいろありますが、大体そんなとこかなと思います。
(記者):わかりました。付け加えて聞くならば、今回いろいろな対応をしようとしていますけれども、これで大半のことができるというふうにお考えでしょうか。
(市長):1番気にしてるのがですね、在宅の方で本当に寝たきりの方が、すべて希望される方は接種できるかなというとこが一番気にしてます。これはいろんなあらゆるネットワーク、もう今和歌山市でも全庁的に対応してるんですけど健康局だけじゃなくて福祉局、総務局で、市長公室等、すべてのとこでやってます。これがやっぱり一番大事なことで、それぞれですね、地域包括ケアセンターであるとか、在宅医療の連携センターであるとか、またケアマネージャーさんでも、事業所であるとか、様々な機関と連携していくことが、全体的には高齢者が、やっぱり希望される方を取り残さないっていうのが大事じゃないかなというふうに思ってます。
(記者):和歌山でもそうですけども、お年寄りの会話がいつ今ワクチンを打ってるんだっていうことがもうどこへ行ってもそんな話ばっかりなんですね。で、都会でワクチンの問題がいろいろ、接種ができないとかってやってますけれども和歌山市は、人口規模もそこそこあるんだけれども、これぐらいうまくいってるってことは、全国に自慢できることじゃないんでしょうか。
(市長):本当にそうだと思ってます。やっぱり医療機関の数ってのはそんなにも変わるわけじゃないので、その中で和歌山市がうまくいけたっていうのは、非常にありがたいし、やっぱりまずは、診療所等の医療機関に感謝したいなと思ってます。それとそれぞれがですね、やっぱり高齢者の方も、ワクチン数が最初は少なかった中で、我慢していただいたり、本当にご協力いただけたなっていうので、多くの方に感謝していきたいなと思います。
(記者):今の質問の関連なんですけれども、個別接種が順調にいって、今後6月12日から始まる集団接種もですね、スムーズにいくような方策はどんなふうに考えられておられます。
(市長):まずはですね、やっぱりかかりつけ医さんが一番、それぞれの方の状況ってのは把握していただいてるので、まずはそういう個別接種で、お願いしたいなと思ってるんですけども、ただそうじゃない方がですね、今回集団接種へ希望していただければというふうに思ってます。かかりつけ医を持たれないであるとか、ちょっと地域的に医療機関まで遠いよという方、そうした方が、今回集団接種の方へ希望していただければと思いますので、できればですね、まずは個別医療機関の方で、お願いできればなというのは皆さんにお願いしたいとこですね。
(記者):今回集団接種の予約が電話とWebの2種類ある中で、先ほどWebでできればお願いしたいと言われましたが、コールセンターの体制が弱いとか何か理由があってのことなんでしょうか。
(市長):理由はですね、やっぱりWebだと希望時間がすぐ選べます。空いてればそこへ入れられる。電話であればそれぞれ確認しながらですね、ここ空いてます、駄目ですよ、とかやりとりしなきゃいけないので、できたらWebの方が便利じゃないかなというふうに思ってますので。高齢の方でWeb使いにくい方はですね、ぜひお孫さんであるとか子供さんであるとか、そうした方のご協力をいただければありがたいなというふうに思います。
(記者):ワクチン全般的なことなんですけども、5月31日の週からかなり2回目というのが増えると思うんですけども、2回目の接種の方が副反応が多いというような結果もありますが、それに対して対応とか何か考えていらっしゃいますでしょうか。
(市長):2回目接種、かなり医療従事者の方で進んできました。高齢者の方も和歌山市の方も、大分進んできてるんですけども。副反応が強いっていうのはやはりわかってきてます。熱が出たり、倦怠感があったり非常に強いっていうのがわかってきてるので、十分な対応というのは、和歌山市の方も集団接種会場であるとか個別医療機関もそれぞれ気をつけていただいてますし、集団接種会場でも、その副反応対策というのはしっかりやっていって、万が一の場合はですね、救急車等の配備もしてますので、スムーズに対策をやっていきたいと思ってます。
(記者):今度始まる集団接種のこの予約方法なんですけど、このコールセンターは専用の電話番号なんでしょうか。それとも、以前から開設されてるものなんでしょうか。
(市長):以前からなんですけど、20回線になってます。
(記者):相談を受け付けるコールセンターで予約も受け付けることになるということですね。あと保育士等への団体接種のところで、ファイザー製のワクチンの供給量がということでモデルナ製を活用したいということなんですけど。
(市長):活用したいっていうわけじゃないんですけども、ファイザー製がやっぱりなかなかちょっと、希望する量が入ってくるのかどうかっていうとこがあって、モデルナ製であれば、団体で受けてもらいやすいっていうか、配給しやすいよっていうような話もあります。先週、国会議員さん通じていろんなとこへ大臣の方へ、お願いした中でも言われてます。
(記者):じゃあまだモデルナも検討しているという段階にあるということですか。
(市長):ファイザーで供給があればファイザーでやっていくんですけども、ただモデルナとファイザーを混合するわけにいかないので、どっちかでやっていかなきゃいけないんで、今のところですね、モデルナは団体接種でやっていこうよというのは国の方も、方針的なものが出てますので、団体接種でファイザーで足りなければ、そこの団体は、モデルナでということになるんだろうというふうに思ってます。
(記者):保育士等の団体接種について質問です。これはどれぐらいの人数が対象になるのかということと、あとキャンセル枠についてですが公立の小中学校の教諭というふうに書かれてますが、これ教諭ということは、講師とかその他の非常勤の方とか対象にならないのかということをお願いします。
(市長):2点目の方は、今回キャンセル枠は一応教員の方ということになってます。次にですね、やっぱり小学校中学校の団体接種をやりたいなと思ってるんです。今、第2優先高齢者の優先ができてて、第3優先が基礎疾患等となってて、第4が本当の一般の方になるんですけど、第3と第4の間ぐらいでですね、小中学校の教諭だけじゃなくて、事務の方であるとか、すべての方を対象として、次の段階には学校関係の方、すべてやっていきたいなと思ってます。今回のキャンセル枠はすぐ駆けつけられる方なんで、主に教諭の方になると思います。1点目については、調べて回答します。
(記者):高齢者の受け付け方法なんですけれども、年取ってこられると、電話の会話が難しくて、しかも独居でっていうような方もいらっしゃるかと思うんですね。例えばそういう人が市役所に駆け込んできたりしたときに、対面で受け付ける方法を何か残しとかないとまずいんじゃないかなと思うんですけど。それはどのようにお考えでしょうか。
(市長):そこまではちょっと考えてなかったんですけど市役所の方はですね、サービスセンター等ありますので、本庁にもサービスありますし、各7ヶ所の各サービスセンターもございます。そうしたとこで相談いただければと思いますので、別に市役所本庁舎来てもらわなくても、それぞれの地域で、また支所連絡所もあります。これは42ヶ所、支所連絡所あるので、それぞれの地域でも相談いただければ、そのすぐ対応するようにします。
(記者):こういう受け付け方法はあるということですけどもやっぱり、何か困って駆け込んできたときに、確実にその予約がとれるところまで、誰かが手伝ってあげないといけない人ってのが出てくると思うので、そこはぜひ何か周知をお願いしたいなと思います。
(市長):そこはしっかり検討します。ただ今回ですね、ある程度先着順になってるので、この募集する時点でどれだけの方が、希望されるかというのがまだはっきり掴めてないんですけども、計算上はかかりつけ医さんでほぼいけるだろうなと思ってるんですが、もし、そういう方でおられてきたら、接種できるようなね、集団接種で別になくてもいいと思うので、それは希望される方には接種できるような形をとっていきたいと思います。
(記者)ワクチンの接種、大体週3万人の体制ができてるとおっしゃってましたけれども、この6月21日の週以降もこの3万人の体制というのは維持できる、それだけのワクチンの供給が来るという確証はあるんでしょうか。
(市長):それを先週お願いしました。官邸、それと両大臣にはお願いしてですね。感触としてはですね、知事も昨日言っていただいて、連絡ももらったんですけども。感触として100%ではないんだけど、努力するということです。ただやっぱりファイザーだけではちょっと厳しいなっていうところがあるので、今後のこの水準を落とさずに我々も行きたいと思ってますので供給量で制約されるってのは本当に残念な話になるので、まず供給量あらゆる供給を通じてですね、確保していただければ、我々としては週3万っていうところはずっと維持できますのでね。全体の市民全体の接種というのが完了するのが早くなると思いますので、その辺は国とも十分調整していきたいと思ってます。
(記者):やはりファイザーだけだったら無理だということなんですね。
(市長):無理だとまでは言われないんですけどね、モデルナには多少余裕あるのは事実ですので、団体接種の場合はモデルナっていうことにだんだんなってくるんじゃないかなと思ってます。その準備を和歌山市としてはもう早めに準備していった方がいいかなと思って今回、そういう団体でですね、ある程度の人数のまとまりで、それぞれのところでやっていただけるんなら、増やしていこうよということで、団体の方への舵もきらしていただきます。
(記者):あともう一つですけど医療機関がそれぞれ非常に協力的にやっていただけたという話なんですけれども、これは何かワクチンの接種に関する補助かなにかを和歌山として増額したみたいなことはあるんでしょうか。
(市長):そうですね全くないです。当初2070円で多少安いなという話はあったんですけどね、それでもほんとに約280の医療機関に協力をいただけたっていうのは、すごいありがたいなと思います。
(記者)今度、優先団体接種キャンセル待ちのところで保育士と教員を選んだ理由っていうのは、やっぱり16歳未満はワクチンが打てないので大人でやっぱり打って、拡大、感染拡大予防していく必要があるという考えもあるんでしょうか。
(市長):今のところ、そうですよね。保育士さんであるとか幼稚園の教諭のところでですね、それぞれの団体で打っていただきたいということで、子供さんは今16歳以上ってなってますので、そこの部分まだこれからの議論になってくるんだろうと思います。ただ先生にとってはですね、保育士さん等にとっては、やっぱり接する機会が多いので、そこはしっかり、安全対策、ワクチン打っていただければと思ってますので、まず、次の優先で進めていきたいと思います。
発表項目以外について
質問無し
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