市長記者会見 令和3年9月24日

 

ページ番号1040906  更新日 令和3年10月12日 印刷 

9月市長定例記者会見
【令和3年9月24日(金曜日)10時00分~】

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市長発表事項

発表項目

新型コロナウイルス感染症について  

 おはようございます。定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目3項目ございます。まず1点目、新型コロナウイルス感染症の状況でございます。和歌山市の直近1週間の感染者数ですけども随分減ってきました。第5波もほぼ収束が見えてきたのかなという感じはしてるんですけども、ただですね大阪との比較で見ると、同じ人口10万人当たりでも和歌山市の4倍の感染密度が大阪の方でございます。府下全体での密度ですので、大阪の場所によっては非常に感染密度の高いところもあるため、市民の皆様には引き続きですね、そうした感染の非常に大きい地域への不要不急の外出は避けていただきたい。特に飲食については避けていただきたい。引き続きよろしくお願い申し上げます。

 それでですね、ワクチン接種の方ですけども、これは12歳以上の接種率を表してます。今現在で1回目接種率が12歳以上で77%ということで、ほぼ80%に近くなってきました。接種される方もですね、徐々に減ってきて、ほぼもう最終盤を迎えてるなというふうに思います。10月末にはですね、1回目の接種、2回目の接種がすべて完了するよう、和歌山市でも、供給計画と合わせてますので、ぜひですね、ワクチン接種の方を進めていただければと思います。それとワクチン接種の予約がなかなか取れない方、受験を控えてて、そろそろ打ちたいという方、或いはですね、2回目接種が都合で打てなかった方で予約が取れてない方、そういった方にはぜひですね、お困りサポート登録制度をご利用いただければと思います。登録いただくと、集団接種希望の場合はですね、集団接種の優先予約を案内させていただきます。後程説明させていただきますけども、今回新たに、お困りサポート登録制度の集団接種の優先予約枠を設けさせていただきました。それともう一つ個別医療機関を希望される方については、まず希望を聞いて、それに従って各保健所の方から、医療機関の方へ、その希望に沿えるような日時場所等を案内させていただきます。そうした集団接種と個別接種の両方でサポートさせていただいてですね、10月中にぜひ希望される方は接種していただける、1人も取り残されないような、そんな形でサポートを続けたいと思います。集団接種の場合はですね、ファイザー製のワクチンの供給もいろいろあったり、10月末には終えたいってこともあって、集団接種を希望される方についてのお困りサポート登録については、9月30日までにお願いしたいと思います。また個別接種ご希望の方については、10月末までお困りサポート登録制度をやってますので、ご利用いただければと思います。登録方法は、Web、LINE、またコールセンター等で受け付けてますので、ぜひですね、ご利用いただくとスムーズに予約が取れますので、よろしくお願い申し上げます。

 昨日現在のお困りサポート登録制度の登録状況でございます。これ年代別ですね、結構50代の方もまだ予約が取れてない方もおられまして、大体同じように10、20、30、40、50代。60代以上はさすがに少ないんですけども、ほぼそれぞれの年代で、やはり困ってる方が多いなっていうのがわかります。こうした方に現在登録していただいてます。どれを希望されるかっていうことについては、医療機関での個別接種を希望される方が17%、集団接種を希望される方が22%。どちらでも良いっていう方が61%ございます。また5%程度が2回目の接種のみを希望される方ということになってます。

 集団接種の方のサポートですけども、一つはイオンモール和歌山で、金曜日の5時半から8時まで、10月8日の日を設定させていただきました。120名ということで、現在の時点では、ほぼこれで集団接種を申し込みいただけると思います。ただこれからまだ増えると思いますので、それも踏まえて日曜日になるんですけども、同じくイオンモール和歌山で300人の枠で、10月10日に会場を設定させていただいてます。サポート登録の方は優先して案内をさせていただきますので、10月1日から3日の間で、予約をしていただければと思います。またサポート登録をしないで直接予約される方もおられるかもわからないんですけど、その方については10月5日の9時から一般予約。これは枠が、サポート登録で埋まらない場合に、一般枠ということで10月5日から予約を募集したいと思います。個別接種の方ですけども、大体110を超える医療機関、この医療機関については今回もう誰でも打てますよということになってます。年齢的には、多少あるんですけども、それぞれですね、ご希望に沿った形で案内させていただくことになってますので、時間帯であるとか日時、そうしたところで、この個別接種の方の登録サポート制度をご利用いただければというふうに思います。1点目は以上でございます。

小規模特認校制度の導入について~令和4年度から加太小・中学校にて転入学を開始します~発表項目は以上でございます。

 2点目が小中学校の小規模特認校制度の導入でございます。加太小学校、加太中学校は、ピークが大体昭和50年代頃、小学校で500人を超えてたんですけども、現在は大体10分の1ぐらいになっています。加太は和歌山市の中でも北西部に位置するということで、ちょっと中心からも離れた地域でもあります。非常に自然もいいし、電車等公共交通機関にも恵まれています。こうしたところに小規模特認校制度を導入したいと思います。それで11月1日から12月28日までの申し込み期間に、転入学の申し込みをいただければと思います。対象については市内全域から受け入れできます。いろんな特色があります。自然を活かしたような体験学習であるとか、また青少年国際交流センターもすぐ近くにありますので、外国の方との交流、それと併せてですね、少人数学級ならではの個別指導であるとか、そうしたきめ細かな指導も受けられますので、ぜひ加太小学校中学校に転入学をお考えいただければというふうに思います。

 併せてオープンスクールを開催します。加太小学校は10月19日、20日。中学校は10月15日、18日にオープンスクールを開催させていただくことになってます。10月はこのオープンスクールの日程ですけども、11月にもまたオープンスクールを開催させていただく予定になってますので、一度ですね、ご見学いただいて、小規模ならではの小学校、中学校での授業を見ていただければというふうに思います。

和歌山市民会館閉館記念イベントのお知らせ「さよなら市民会館 ~館内見学&閉館式~」

 3点目で、最後でございます。市民会館がいよいよ9月30日で閉館することになります。28日に最後の音楽イベントが終わることになるんですけども、29日、30日にですね、一般開放させていただきたいなと思います。今まで舞台に立ったであるとか、いろんな観賞して、思い出に残ってるような市民会館をですね、ぜひ2日間の期間に自由に見学いただけますし、大ホール、小ホールで写真を撮っていただいたり、様々な経験ができますので、思い出にですね、市民会館を見ていただければと思います。それと最後の最後になりますけど、9月30日の16時30分から30分間、閉館式を行って、40年を超える市民会館の歴史に幕を閉じたいと思います。ぜひですね、思い出のある方については、見学いただければというふうに思います。よろしくお願いします。

以上でございます。

よろしくお願いいたします。

記者の質問事項

(記者):

小規模特認校なんですけれども、去年の教育会議でやったやつですよね。これ認定は初めてなのかということと、あと今後の認定の数の予定というんでしょうか。見込みっていうんでしょうか。そこをちょっと教えていただけますか。

(市長):

去年のですね、総合教育会議の場で出させていただきました。それで今回この小規模特認校の認定は初めてでございます。和歌山市でも初めてだし、県内でも初めてになってます。市内どこからでも、どなたでもご希望に合えば転入していただけることになります。これは先ほどの申し込み期間内に申し込みいただいて、できるだけ早く決定させていただきたいと思います。

(記者):

これ確か学校を統廃合とかせずに残すためっていうのをおっしゃってたと思うんですけども、今後この認定数というのはまた増えていくものなんですか。

(市長):

今回加太を選んだのは、まず公共交通機関が充実していて、安心して通えるっていうのがありました。それとやはり加太の方は、和歌山市の中心部からも離れてるということもあって、非常に大きな減り方になってます。それでまずは加太小学校中学校で選定させていただきました。今度は他の学校で特に小規模になってるところは状況を見ながら検討していきたいなと思います。

(記者):

それはまた教育会議を開いて、そこでやるってことなんでしょうか。

(市長):

総合教育会議でやるか、教育委員会の中でやるかっていうのは、まだ特に決まってないんですけども、総合教育会議の場で小規模特認校制度の導入について検討をしようって決めてますので、あとは教育委員会の中で議論いただいてもいいんじゃないかなと思います。

(記者):

今の質問に関連してなんですけど、現状小学校中学校それぞれ生徒数てどのぐらいになってらっしゃるんでしょうか。

(市長):

中学校が23人。小学校が49人です。

(記者):

新型コロナウイルスのワクチン接種のサポート制度なんですけども、現在登録人数が147人ということで、市長の感覚としてはこれは多い少ないっていうとどういうふうに感じてらっしゃいますか。

(市長):

感覚的には少ないのかなと。もっと困っておられる方が多いと思ってるので。一つはやっぱり、まだこの登録制度を知っておられる方が少ない可能性もあるかなと思ってます。できるだけ和歌山市の方でも、周知させていただけるように努力したいなと思います。

(記者):

今の関連ですけども147人は少ないんじゃないかと思われるということですが、集団接種希望の方に関してですが登録期限は今月末ということで、21日の開始で10日なく、その集団接種の締め切りとなって、随分短いというか正直知らないまま終わる市民の方が非常に多いんじゃないかと思われるんですがその辺はいかがでしょうか。

(市長):

これファイザー製のワクチンの供給の方も、もうほぼ終わりに来てます。それで我々も供給量については、11月以降はですね、ファイザー製がどこまで入るかっていうのが分かってないところもあって、できたら10月中には、2回目の接種を終えたいなと思ってます。そうした中で、現在、集団接種が可能なところはもうすべて挙げさせていただいて、今回の供給量の中では、この10月中に受け付けさせていただいて、この金曜日、日曜日の集団接種が今の量としてはもうほぼ最終になるかなと思ってます。そういう意味で集団接種の登録の期間が非常に短いんですけども、その期間でぜひ登録していただければというふうに思います。

発表項目以外について

(記者):

市民会館なんですけれども、これ跡地とか建物はどうするんでしょう。壊すんでしょうか。それとも跡地はどうなっていくんでしょうか。

(市長):

市民会館の跡地については、今年の3月にですね、民間の方、事業者の方に対して、どういった利用を考えられますかってことで意見募集をさせていただいてます。その中で何社か意見提出があったんですけども、それを踏まえて、現在、どうした利用がいいかっていうところを検討してまして、その後検討が終われば、民間への募集をしていきたいなというふうに思ってます。

(記者):

建物は大分古いですけども、あれは壊すんですか。それとも残したまま再利用するってことも考えてらっしゃるんでしょうか。

(市長):

これ以前も検討させていただいたんです。耐震化できるかどうかっていうところで検討したんですけども、結構新築と同じぐらいの費用がかかるねっていうことになって、それで現在移転という形で今、和歌山城ホールへ持ってきてるんですけども、耐震化の費用で一番かかるのがやっぱり大ホールとか小ホールの耐震化が非常に費用がかかります。今度はですね、民間利用ということになれば、そういう舞台を作る、新たにまたやるってことであれば、大変なんですけども、利用できないことは全くなくて、建物だけの耐震化であればですね、不可能ではないと思ってます。そんなに費用をかけなくても。今後民間の方が一部を残して使うかとか、あとは撤去されるかということについてはですね、いくつか提案はいただいてるので、今後それらも踏まえて、部分的に使う、丸々使うっていうところはなかなか難しいと思うんですけど、部分的に使う、或いは解体する、そして全く違うものにする。そうしたところはこれからの募集になってきます。

(記者):

発表項目外ですいませんが日本製鉄の件で、9月末に和歌山製鉄所も高炉を一基休止するということなんですけれども、それについて和歌山は二基のうちの一基だけということでありますが、その雇用ですとか、経済に対する悪影響にちょっと不安等あれば教えてください。

(市長):

日本製鉄については2号炉のうち1号炉の方を休止するということになっ てます。これは以前からもですね、発表もあったんですけども、時期については早くなったかなっていうのはあるんですけども、もともと製品に使ってない粗鋼材というか、雇用にあまり関係しない部分になってます。1号炉の方については、そういう面ではですね、そんなに大きな影響はないんじゃないかということで、これは日本製鉄の方にも確認させていただいて、例えば配置転換であるとかそういった中で十分対応可能なんだというふうに聞いてます。下請け等への影響も、若干輸送であるとか、そうしたところには多少影響はあるんですけども、今のところ、そんなに大きな危惧されるようなところはないんじゃないかなというふうに考えてます。

(記者):

その輸送面ですとか例えば取引先下請けなどへの支援などは今のところを考えてないでしょうか。

(市長):

そうですね。今のところは特に。もし必要があればまた県とも相談して参ります。

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