脳脊髄液減少症について

 

ページ番号1001563  更新日 平成28年2月2日 印刷 

脳脊髄液は、脳や脊髄を衝撃から守るショックアブソーバーの役割りをしており、「脳脊髄液減少症」では、頭部などへの強い外傷により、この脳脊髄液が漏れ続けることによって、頭痛、頸部痛、めまいなどの様々な症状が引き起こすとされています。
現時点では未だ診断基準や治療方法が確立されていない中で、硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)が有効との報告がありますが、現在この治療法は保険適応外のため、治療費は全額自己負担となり、入院費を含め多額の費用が掛かります。「脳脊髄液減少症」に関する理解が深まり、正確な診断と有効な治療方法が早期に確立されることが期待されます
新しい動きとして、平成22年4月13日付け厚生労働省保健局医療課からの事務連絡により、次に掲げる事例については保険適用ができるという解釈が示されています。

  1. ブラッドパッチ療法を施行した場合、患者の同意を得られるまでに行った検査等
  2. ブラッドパッチ療法を施行して症状が改善し終診となった患者が、再度同様の症状等で受診し、実施した検査等

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