vol.12 「体験を通してSDGs活動」和歌山トヨペット株式会社

 

ページ番号1048244  更新日 令和5年2月24日 印刷 

和歌山トヨペット株式会社

第12回目のSDGs活動レポートは、“地域の皆様に必要とされる会社になることを目指し、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて、地域の皆様と共に取り組んでいる(図1)”「和歌山トヨペット株式会社」から、国体道路店(図2)をはじめレクサス和歌山インターを含む全9店舗でのSDGsに関する活動や、情報発信を推進されている

能力開発室 室長    藤井 邦夫 (ふじい くにお) 様
車両部   上級係長  松本 司  (まつもと つかさ)様
車両部   主任    小澤 広実 (おざわ ひろみ) 様

に、お話を伺いました。

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   図1 和歌山トヨペットのSDGs宣言 SDGs | 和歌山トヨペット株式会社 (wakayama-toyopet.jp)


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     図2 和歌山トヨペット 国体道路店

和歌山トヨペットでは、“事業を通じて持続可能な地域づくりに貢献していく”ために、下記の3つのテーマでSDGs活動を実施しています。
*具体的なそれぞれの活動については、図3および下記サイトを参照。
SDGs | 和歌山トヨペット株式会社 (wakayama-toyopet.jp)

*和歌山トヨペットのフリーペーパー「ル・クール vol.8,p.16-17」にも掲載されています。

〇テーマ-1 地域・社会への取組
魅力あふれる街づくりを共創し地域と連携することで、より良い未来を創造します。

〇テーマ-2 環境への取組
自然豊かな地域社会の一員として、地球環境にやさしい企業を目指し、自然や人に配慮した事業活動を行ってまいります。

〇テーマ-3 人材への取組
全ての人の多様性を尊重し、みんなが笑顔で働ける環境づくりに努めるとともに、未来にはばたく人の成長と挑戦を応援します。

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   図3 和歌山トヨペットのSDGs活動SDGs | 和歌山トヨペット株式会社 (wakayama-toyopet.jp)
   *和歌山トヨペットのフリーペーパー「ル・クール vol.8, p.16-17」にも掲載されています

 

今回その中から、和歌山トヨペットの事業を通じた特長あるSDGs活動として、3つ紹介して戴きました。

1. 給電できるクルマを持続可能な地域づくりに役立てる普及・啓発活動
2. 接客応対など、正しい知識を学び 経験を増し 知恵を育む社員教育に力を入れています。
3. 和歌山トヨペット独自のフリーマガジンが充実!

1. 給電できるクルマを持続可能な地域づくりに役立てる普及・啓発活動

最近のニュースの1つで、“停電になった時の備えとして、電気自動車を蓄電池として使うことで施設内に電気を送ることができる”“電気自動車は災害時の電源として非常に有効で「動く蓄電池」として普及が期待される”というニュースをよく聞きます。今回は、その具体的な取組について教えて戴きました。

(1)給電できるクルマが停電時、役立ちます(図4)

突然の停電でも、いつものクルマが電源になり、おうちと接続して給電することができれば、おうちの電源の代わりにすることができ、在宅避難(日常生活)が可能になります*1。さらにクルマを「移動できる電源(蓄電池)」と考えれば、安全な場所に移動して避難生活も可能になります。

*1 車とおうちをつなぐ間のところに[(複数のコンセントを持つ)EVパワーステーション/外部給電器パワー・ムーバー]を設置すると、同時に複数の電気製品が使えるようになり、いつもと同じような“持続可能な”日常生活/暮らしが可能となり、とても便利です。

給電できるクルマとは

AC100V コンセント装着車/非常時給電システム装着車で、具体的には、「電気自動車」「燃料電池自動車」「HV(ハイブリッド)車」「PHV(プラグインハイブリッド)車」等があります。

給電できる使用可能範囲

(車の蓄電池容量によって異なりますが)お家の1日の消費電力が400Wの場合、約4~5日間の電力供給が可能です。また、停電時に、(コンセント1口あたり)最大定格1,500W以内であれば複数の電気製品に給電することが可能です。

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図4 災害時“クルマは電源になります”の具体的な事例(アクアの場合)

*和歌山トヨペットのフリーペーパー「ル・クール vol.8, p.16-17」「ル・クール vol.9, p.14-15」にも掲載されています。
*和歌山トヨペットのホームページには、「アクアと1日過ごす!! 給電あんしん体験」コーナーがあり、非常時給電システムの紹介(動画あり)、給電アウトドア体験など、より詳しい説明と紹介が掲載されています。
給電 | 和歌山トヨペット株式会社 (wakayama-toyopet.jp)

和歌山県や市と災害時の給電車両に関する協定について
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         図5 協定の様子

和歌山県内のトヨタ系列販売会社5社と和歌山県や和歌山市は、災害による大規模停電が発生した場合や発生の恐れがある場合に、円滑な応急対策を実施するための外部給電可能な車両などの貸与を受ける、停電により電源が喪失した避難所などに外部給電可能な車両を配備する「災害時の給電車両に関する協定」を締結しています(2021.02 和歌山県と締結、2022.08 和歌山市と締結、図5)。

*県内トヨタ系販売会社5社
和歌山トヨタ自動車株式会社、和歌山トヨペット株式会社、トヨタカローラ和歌山株式会社、ネッツトヨタ和歌山株式会社、トヨタモビリティパーツ株式会社和歌山支社

(2)普及・啓発活動に取り組んでいます

“災害は、なくせない。でも備えることはできる。防災の1つとして、いつものクルマを、もしもの備えに”の考えのもと、トヨタ全体として、給電できるクルマを持続可能な地域づくりに役立てる普及・啓発活動(体験会の実施)に取り組んでいます。
体験会は、当初、車の試乗会として、乗り心地や特長・機能を体験・確認する機会として行っていましたが、最近では、

・衝突被害軽減ブレーキ体験:「Toyota Safety Sense」などのクルマの安全機能・装置の動作確認する機会
・給電体験        : 災害時、停電になった際の給電活用方法を体験する機会

がとても好評で、特に高齢の方の関心が高い状況です。(図6)

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図6 普及・啓発活動の様子

2. 接客応対など、正しい知識を学ぶ社員教育に力を入れています

2006年頃(17年前)から、先ずは店頭のショールームスタッフの接遇応対の質の向上を目的として、秘書検定、サービス接遇検定を教材とした「スキルアップ研修」が始まり、正しい知識・豊富な経験を培う教育を 会社が支援してくれるところから始まりました。 外部講師の方もお招きし、所作・ことば使い・接遇応対マナーなどの基礎を学び、作法・応用力などを身に付けて臨機応変に応対していくための学びを取り入れました。 こうした学び・教育を体験できる機会を提供していくことが、スタッフのスキル向上、モチベーションアップにつながり継続され、今では教育体制の一環としてスタンダードになっています。

和歌山トヨペットでは、職種、性別に関係なく、新入社員の方全員を含む若年層スタッフ(毎年約30名程度)を対象に、新入社員教育に始まり、職種別・階層別教育、各種商品知識勉強会、接遇応対マナー教育(スキルアップ研修と題し 年6回開催)など 定期研修を行っています。
*研修開始当時の自動車業界で、接遇応対等の教育を長期継続で学ぶ機会を提供しているのは、とても珍しかったと思います。

こうした経緯からさらに発展して今では、女性が活躍できる雇用環境の整備、職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備・育休制度、在宅勤務・テレワーク導入拡大で子育て中の労働環境の創出につながっています。

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図7 接客対応、社員教育などの様子

3. 和歌山トヨペット独自のフリーマガジンが充実しています

今回、和歌山トヨペットの事業を通じた特長あるSDGs活動として、2つ紹介して戴きましたが、
独自の取組としてもう1つ、フリーマガジン「Le.Cool(ル・クール)」があります。

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  図8 フリーマガジン
 「Le.Cool(ル・クール)」

このフリーマガジン「Le.Cool(ル・クール)」は、今回SDGs活動紹介の取材にご対応して戴いた車両部 松本さま、小澤さまが、ご担当されていて、今回紹介した給電の体験情報など、
“今の和歌山トヨペットのSDGs活動も含めた最新情報”が掲載されています。

・発行: 年間 約3回(不定期、2017年4月 創刊 )
・和歌山トヨペットの各店舗で、誰でも入手することができます。
 *和歌山トヨペットのホームページでも内容を見ることができます。
  < ルクール_vol9.pdf (wakayama-toyopet.jp)>
・掲載概要 *1冊あたり、全18ページ
 (1)和歌山トヨペットで実施しているSDGs活動や社会貢献活動
 (今回紹介した給電の体験や情報も掲載されています。)
 (2)店舗情報
 (3)ドライブ体験情報
 (4)新車情報 など

今後のSDGs活動について

2030年を最終のゴールとせず通過点ととらえ、その後も継続し「地域・社会」「環境」「人財」の発展に取り組んでゆこうと思います。

≪SDGs活動に関する基本情報≫

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会社・団体名:和歌山トヨペット株式会社

【SDGs 環境・CSRの取り組み】
和歌山トヨペット/ホームページ/SDGsの取組について
https://www.wakayama-toyopet.jp/corporate/sdgs

所在地   :〒641-0006 和歌山県和歌山市中島379-1
連絡先   :本社 能力開発室 担当 藤井邦夫
       電話 073-436-2213

SDGs目標について

和歌山トヨペットHP
  公式/和歌山トヨペット -快適なトヨタのカーライフをお届け致します- (wakayama-toyopet.jp)
『SDGsの取り組みについて』
  SDGs | 和歌山トヨペット株式会社 (wakayama-toyopet.jp)

◎概要
3つの取り組みを掲げ 多くの方々と共に魅力あふれる街をつくり、自然豊かな和歌山を守り、そこに暮らすみんなが笑顔で暮らせる・働ける環境を整えてゆくことを目標に 日々活動しております。車を扱う専門家として「車のある生活」を支え、安心・安全・快適 そして楽しみのあるカーライフのサポートを通じ、SDGsの取り組みにもつなげてゆきたいと考えております。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 企画政策部 企画政策課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1015
電話:073-435-1322(公民共創室専用)
電話:073-435-1325(統計調査専用)
ファクス:073-435-1213
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