はじめのトン/和歌山大学教育学部附属小学校非常勤講師 松村美和

 

ページ番号1059769  更新日 令和6年9月3日 印刷 

はじめのトン

ハケで文字を書くイメージ1枚目

ハケで文字を書くイメージ2枚目

ハケで文字を書くイメージ3枚目


目標4質の高い教育をみんなに。

企業・団体・個人名

和歌山大学教育学部附属小学校非常勤講師 松村美和

実施時期

令和3年4月20日から現在

取組のきっかけ・内容

和歌山大学教育学部附属小学校の書写の授業で取り組んでおります。内容はハケに水を付け地面に書道を書くものです。3年生の毛筆導入の為の学習と考えたのがきっかけです。更には、1年生書写教科書の初めの「払い」「トメ」学習として、このハケで地面に書きます。本来、ハライ等は毛筆から派生した言葉ですから、例えば「つくし」を鉛筆でノートに書くより、地面にダイナミックにハケで書くことにより視覚と体でハライを習得することが容易で有効です。更に、屋外での書写授業は文字を書く喜びを全身で楽しんでいるようです。最後に、ハケで学習する理由は毛筆学習楷書での重要な始筆の角度を意識付けする為のものです。

今後の計画・展開

授業でハケで毛筆学習の一環として、そして1年生の書写教育のスタートとして「はじめのトン」学習を続けて参りたいです。
そして、大きな紙に皆で書道甲子園のように小学生の楷書で作品作りに挑戦する事が夢です。
また、幼稚園や更には文字を覚え始めの頃のお子様とお母さんと一緒に屋外で皆で取り組むことも夢です。水遊びやお砂場遊びと同じように文字を書くことを楽しいお遊びと捉えて頂きたいと思います。