建設中の道路で消防訓練を実施しました（東消防署）

建設中の道路で消防訓練を実施しました

　令和4年9月16日（金曜日）に和歌山市栗栖地内に建設中の市道市駅和佐線栗栖工区で消防訓練を実施しました。

●市道市駅和佐線●

　市駅和佐線は、和歌山市東部地区や阪和自動車道から市街地へアクセス道路である都市計画道路市駅和佐線のうち、旧大門川から阪和自動車道まで3区間に分けて街路事業として整備することにより、東部地区の活性化と交通円滑化及び安全性・防災性の向上を図るものです。
　3区間は、出水工区・鳴神工区・栗栖工区で、今回の消防訓練は、栗栖工区で実施しました。
　栗栖工区は、阪和自動車道路から国道24号線までの延長250メートル、幅員36メートルを整備するものです。
　開通は、令和4年度末の予定となっています。
（和歌山市HPの都市建設局　道路河川部　道路政策課　和歌山市都市計画道路事業3・3・10号を参照）
　
　今回は、都市建設局道路河川部道路建設課のご協力を頂き、訓練を行いました。
　また、付近の自治会にもご理解を頂き、訓練することができました。

　今回の消防訓練は、建設中の道路を高速道路に見立て「高速道路で発生した交通事故」の対応訓練を実施しました。
　高速道路で発生した災害では、負傷者・事故関係者はもとより、活動する消防隊員や高速警察職員、NEXCO職員等も負傷してしまう「二次災害」が発生しやすいものです。
　このことから、活動する消防隊は、「自らの安全を確保しながら」負傷者の救出を行うことが必要となります。

●発煙筒を使って活動スペースの確保●

●監視員を配置して危険に備える●

　安全管理を十分に行った上で、指揮隊を中心に活動します。

●指揮隊の様子●

●消防隊の様子●

　これからも東消防署職員一丸となり、市民の安心・安全を守るために、訓練を積み重ねていきます。
　道路建設課の皆様、付近自治会の皆様、ご協力ありがとうございました。