ネクスコ西日本和歌山高速道路事務所との意見交換会(令和6年7月25日)
ネクスコ西日本和歌山高速道路事務所と意見交換会を実施しました。
令和6年7月25日(木曜日)に、和歌山市栗栖の西日本高速道路株式会社関西支社(以下「ネクスコ西日本」という。)和歌山高速道路事務所において、ネクスコ西日本和歌山高速道路事務所及び西日本高速道路パトロール関西株式会社和歌山基地交通管理隊様と意見交換会を実施しました。
今回は、主に阪和自動車道における現場活動及び現場での安全管理方法について意見交換を行いました。
意見交換会の模様
交通管理隊による資器材説明と交通規制の展示
意見交換会終了後、交通管理隊から巡回車に積載している資器材の説明と交通規制方法の展示を行っていただきました。
交通規制とは、災害現場付近を高速で走行してくる車両に対し、保安炎筒(発炎筒)、矢印板、赤旗などを使用し、注意喚起を行い、現場の交通の安全と円滑を図るものです。
巡回車積載資器材の説明
交通管理隊による交通規制展示
散水車の説明
ネクスコ西日本和歌山高速道路事務所には、水を8トン積める散水車と10トン積める散水車の2台があり、阪和自動車道での火災発生時に活用することができるとの説明を受けました。
散水車には、加圧ポンプを積載しており、消防用ホースを結合することで、火災現場で消防車との中継送水体系を確立できます。
散水車の説明
高速道路上での災害現場では、一般車両が高速で走行していることから、事故車両の関係者だけでなく、交通管理隊や消防隊・救急隊といった救助に携わる人の安全が確保されていないと、二次災害が発生し、重大な被害となってしまうおそれがあります。
高速道路上における災害に対し、関係機関が連携し、安全かつ迅速な安全管理体制を構築した上で、傷病者の救出・搬送を行えるよう、継続して意見交換を実施していきたいと考えています。
ネクスコ西日本和歌山高速道路事務所の皆様、ありがとうございました。
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