高齢者福祉施設で総合消防訓練を実施

「高齢者等防火推進週間」に先立ち、平成26年9月9日（火曜日）、市内布引にある「サービス付き高齢者向け住宅ハートランド和歌山」において、同施設の自衛消防隊及び中消防署・南分署・宮前出張所の消防隊による総合消防訓練が実施されました。
訓練は、1階中央の厨房から出火し周囲へ延焼、施設内に煙が充満し数名の逃げ遅れ者がいるとの想定で、自衛消防隊による状況確認・消防機関への通報・初期消火・避難誘導、また、消防隊による消火・逃げ遅れ者の救出・応急処置などの活動が行われ、所期の目的である初動での適切な対応能力の向上と、相互の連携強化を図ることができました。

自衛消防隊による屋内消火栓を使っての初期消火活動

厨房から火が出ています！
 

消防隊到着、活動開始

指揮隊長による活動指示
逃げ遅れ者の救出及び消火にあたれー！

消防隊による消火及び救出活動

3階で逃げ遅れ者が助けを求めています。
はしご車ですぐ助けに行きます

救助隊による救出活動

2階にいる逃げ遅れ者を救出するため、救助隊員が窓から屋内進入（写真左）

三連はしごを使用して逃げ遅れ者を救出！
（注）逃げ遅れ者役は人形を使用しています（写真右）

救急隊の活動

救出された逃げ遅れ者の救護にあたっています。

大丈夫ですか？
ケガはありませんか？

救助隊の緊急脱出

建物内に逃げ遅れ者が残っていないことを確認したあと、延焼拡大している建物から脱出するため、屋上からロープを垂らし、救助隊員が脱出！

消防隊による一斉放水

延焼拡大している建物を消火するため、地上及びはしご車から一斉に放水を開始！

火災は無事に消えました。