第45回消防救助東近畿地区指導会開催

 

ページ番号1012827  更新日 平成28年8月24日 印刷 

第45回消防救助東近畿地区指導会

「飛躍」そして次のステージへ

平成28年7月29日、京都市消防活動総合センターで第45回消防救助東近畿地区指導会が開催されました。

陸上の部では、中消防署高度救助隊員が障害突破訓練に出場し、所要タイム90.5秒(500点)で、1位入賞しました。

水上の部では、人命救助訓練が所要タイム50.6秒(300点)で1位入賞、基本泳法は所要タイム31.5秒(100点)で3位入賞し、好成績を収めました。

東近畿地区支部の代表として、8月24日愛媛県松山市で開催される全国消防救助技術大会に出場することが決定しました。

【陸上の部】

障害突破訓練

5名(補助者を含む)1組で、4名がスタート地点からゴール地点に至る経路に設けられた5か所の障害を、互いに協力して救助者全員が突破し、ゴールまでの安全性・確実性と合わせて所要時間を評価します。

(1)スタート

スタート

(2)隊員4名で協力し、高さ3メートルの高塀を乗り越えていきます。

高塀

(3)応急ブリッジ A棟とB棟の間(7メートル)にロープを張り、救助者全員がロープを渡っていきます。

応急ブリッジ

(4)救助者全員でロープを撤収し、ゴールラインへ走り込みます。

ロープ撤収

救助訓練を通じて、体力・技術・精神力を鍛え、隊員同士のチームワークを深めることで、災害対応能力の向上を目指しています。

表彰状

【水上の部】

基本泳法

水難救助の基本泳法となる「ぬき手」で25メートル、「平泳ぎ」で25メートルを泳ぎ、その確実性と所要時間を評価します。「ぬき手」とは、一般的なクロールとほぼ同じ泳法ですが、顔を水面から出し、要救助者から目を離さずに泳ぐ方法です。

ぬき手

人命救助訓練

20メートル先にいる要救助者を「ぬき手」で泳いで助けに向かいます。水中で要救助者を確保した後、補助者がロープでけん引し救助します。1人目の要救助者を救助した後、次は25メートル先で水中に沈みかけている要救助者(マネキン使用)を救出します。2人の要救助者を救出するまでの安全性・確実性と合わせて、所要時間を評価します。

人命救助

人命救助

【8月12日 市長報告会】

第45回全国消防救助技術大会への出場決定を尾花市長へ報告しました。

今回、和歌山市消防局から9名の隊員が全国消防救助技術大会へ出場します。

陸上の部では、障害突破訓練、はしご登はん訓練の計6名。水上の部では、基本泳法と人命救助訓練に計3名の隊員が出場します。

全国大会では東近畿地区支部の代表として、日頃の訓練の成果を十分に発揮してきます。

市長報告

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