和歌山市役所で高層階火災訓練を実施しました。

 

ページ番号1000148  更新日 平成28年2月2日 印刷 

中消防署では、平成27年7月18日(土曜日)に閉庁している和歌山市役所において、消防隊が高層階火災を想定した訓練を実施しました。
和歌山市役所は、地下2階、地上15階建ての建物で、訓練の実施に併せて庁舎内に設置されている消防用設備の確認も行いました。

消防用設備の確認

非常用エレベーターの操作や消火栓ボックス等の確認を行いました。

写真1:消防用設備の確認

写真2:消防用設備の確認


消防訓練の実施

消防用設備を確認した後、高層階における火災を想定した訓練を実施しました。
和歌山市役所には、消火用の水を火災が発生した階へ送るための連結送水管という設備が設けられていますが、ホース延長技術の向上と体力の消耗具合を確認するため、今回の訓練では使用せずに訓練を行うこととしました。

写真1:消防訓練の実施

写真2:消防訓練の実施


訓練は、2回に分けて実施しました。
1回目は、空気呼吸器の面体を着装し、2重巻きホース1本を持って、1階から15階まで階段で上ることに必要となる時間と空気の吸気量を隊員一人ずつ計測しました。
2回目は、14階で火災が発生したと想定し、隊員間で連携を取りながら、1階から14階までの階段を利用したホース延長訓練を実施しました。
今回の訓練を通じて、階段を利用して活動を行う場合の必要時間や、体力がどれだけ消耗するのかなどを把握することができ、今後の活動の参考資料を得ることができました。

このページに関するお問い合わせ

消防局 中消防署
〒640-8157和歌山市八番丁12番地(消防局・中消防署合同庁舎2階)
電話:073-432-0119 ファクス:073-432-0981
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます