リチウムイオン電池の火災が増加しています!

 

ページ番号1051180  更新日 令和6年9月13日 印刷 

リチウムイオン電池が原因となった火災が増加しています(令和6年5月現在)

リチウムイオン電池は、大容量の電力を蓄えることが可能で、繰り返し充電して使用できる電池です。

その便利さ故、スマートフォンやゲーム機器、電子タバコ、掃除機など、身の回りの持ち運びできる製品に数多く使用されています。

しかし、一定の衝撃を加えたり、破損するなどで発火するという性質があります。

和歌山市消防局で実験してみました!

リチウムイオン電池がどれくらい簡単に発火するか、どのくらい威力があるのかなどの危険性を確認しました。

リチウムイオン電池を斧で叩いて穴をあけると、直後に発火し1メートルを超えるような高さまで火花が飛び散り、40センチメートル程度の高さまで炎があがりました。

リチウムイオン電池を斧で叩いて穴をあけると、直後に発火し1メートルを超えるような高さまで火花が飛び散り、40センチメートル程度の高さまで炎があがりました。

 

リチウムイオン電池を斧で叩いて変形させた場合も炎があがりました。
リチウムイオン電池を斧で叩いて変形させた場合、数秒の時間経過の後、穴をあけた時と同様に火花が飛び散り炎があがりました。

実験結果

リチウムイオン電池は、変形や破損すると発火することが確認できました。

また、一度発火するとすぐには火が収まらず、数分間燃え続けます。

そのため、廃棄されたリチウムイオン電池がごみ収集車内で押しつぶされたり、ごみ処理施設で破砕機につぶされて発火する事例が発生しています。

リチウムイオン電池の火災予防について

・衝撃を加えたり、熱くなる場所に放置しないようにしましょう。

・メーカー指定の充電器やバッテリーを使用しましょう。

・膨張、異音、異臭、発熱など異常が生じたものを使用するのはやめましょう。

・充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどの異常があった際には使用をやめて、メーカーや販売店に相談しましょう。 

リチウムイオン電池の廃棄方法について(市廃棄物対策課)

できるだけリサイクル協力店の回収ボックスを利用してください。回収ボックスのあるリサイクル協力店は一般社団法人JBRCのホームページで検索できます。(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池に限ります。)
バッテリーが膨張している、本体から取り外しできない等の理由でリサイクル協力店の利用が難しい場合は、「小型家電」として各地区年2回実施している地区回収か、青岸ストックヤードもしくは収集センターへ持込みで排出することができます。

このページに関するお問い合わせ

消防局 予防課
〒640-8157和歌山市八番丁12番地
電話:073-427-0119 ファクス:073-423-0190
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます