(県内初)緊急消防援助隊等のハイブリッド型受援訓練を実施
(県内初)緊急消防援助隊等のハイブリッド型受援訓練を実施
近年、大型台風や停滞性の線状降水帯による被害が全国各地で発生し、緊急消防援助隊の応援要請が続発しているのを受け、和歌山市消防局管内で同様の被害が発生していることを想定した大規模風水害対応実践訓練を令和2年3月11日に実施しました。
本訓練には、消防局の職員110名が参加し、消防警備本部や方面隊本部の設置運用訓練、消防活動訓練、119番通報輻輳訓練、緊急消防援助隊などの受け入れ訓練を5つの訓練会場で同時に行いました。
このように実働訓練と図上訓練を連動させた訓練手法をハイブリッド型訓練といい、和歌山県内の消防本部では初めて実施しました。
さらに、本訓練では、NHKや和歌山地方気象台のご協力をいただいて作成したニュース映像を交えた想定付与、消防活動訓練の様子がリアルタイムで確認できる衛星回線を利用した映像配信、和歌山大学と共同開発した災害情報共有ツール、緊急消防援助隊に被災地の状況を伝える消防活動情報共有システム、これらすべてを和歌山市災害対策本部のモニターで同時視聴し、実災害への備えとして今できる最大限の行動を確認しました。
最後に、和歌山市消防局は、これからも市民の皆さまに安全、安心をお届けできるよう様々な災害を想定した訓練に取り組んでまいります。
このページに関するお問い合わせ
消防局 警防課
〒640-8157和歌山市八番丁12番地
電話:073-428-0119 ファクス:073-423-0190
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。