令和5年度 和歌山県下消防職員意見発表会で最優秀賞を受賞！

和歌山県下消防職員意見発表会

この発表会は、消防職員が日頃の業務を通じて感じたことや得たことを発表し、職員の意識、知識及びプレゼンテーション能力の向上を目的に毎年行っています。

令和5年10月20日、和歌山県下消防職員意見発表会が開催され、県内の消防本部から18名の消防職員が出場しました。

最優秀賞　山本隼平 消防副士長

各消防本部での選考を勝ち抜いてきた、県下18名の消防職員が熱い発表を繰り広げる中、和歌山市中消防署所属の山本消防副士長が見事最優秀賞に輝きました。

発表テーマ「町を彩る、防災避難ポスター」

発表内容は、次のとおりです。

 

「南海トラフ巨大地震が発生しました。津波到達時間は20分。今すぐ安全な場所へ避難してください。」

あなたは、安全な場所に避難することができますか。あなたは、旅行先であっても安全な場所に避難することができますか。

誰が、いつ、どこにいても、安全な場所に避難できるようにしなければなりません。

私が防災に興味を持ったきっかけは、平成30年7月の西日本豪雨でした。復興ボランティアに参加し、そこで目にしたのは、2階まで砂に埋まった家や、土砂に流された町、悲しむ人たちの姿でした。災害に勝つことはできません。しかし、事前に対策をすることで、被害を最小限にすることはできます。命を守ることができます。

だから私は、災害から命を守るために「町を彩る、防災避難ポスター」を提案します。

この街に住む小学生から高校生が、その地域の人たちが安全に避難するために必要な情報「ここは大雨が降ると冠水注意」や「ここから近い避難所は〇〇公園」などをポスターにして掲示します。

市民と力を合わせて、この街の笑顔を守りましょう。

東近畿大会に出場します！

最優秀賞を受賞した山本副士長は、和歌山県の代表として東近畿大会へ出場します。

全国大会出場を目指して、頑張れ山本消防副士長！！