(令和7年1月号)年頭のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
昨年を振り返りますと、「和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念大祭」をはじめ、関西最大級のけやき大通りイルミネーションに加え、新たに始まった「和歌山城~光の回廊~」といった光のイベント、将棋界最高タイトル「竜王戦」和歌山対局など、民間との共創でにぎわいを創出し、活気と魅力にあふれた和歌山市を全国に発信することができた一年でした。
さて、市長就任以来、大学誘致や市民図書館、和歌山城ホールの開館など、まちなかににぎわいを生み出すまちづくりを進めてまいりました。また、子育て世帯や高齢者・障害者への支援等を充実させ、誰もが安心していきいきと暮らすことができるまちづくりに取り組んでまいりました。今後も地域のにぎわい・活力を生み出すため、大学等教育機関との連携による若者世代への市内就職の促進や、デジタル技術の活用等を通じた市内産業の活性化や人材育成、官民連携したまちなかの再生・活性化に取り組み、未来に向けて「働きたい、住みたいと選ばれ、誰もが住み続けたい、魅力あふれるまち和歌山市」を目指していきます。
今年の春には大阪・関西万博が開幕し、国内外から多くの人が集まります。この好機を逃すことなく、世界に向けて本市の自然、食、文化など多彩な魅力を存分にアピールし、地域活性化の推進力にしていきたいと思います。
最後になりましたが、本年が皆様にとりまして健康で幸福に満ちた一年となることを祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。