施設案内 和歌山市指定文化財 湊御殿(奥御殿)
- 概要
湊御殿は、現在の和歌山市湊御殿1丁目にあった紀州藩主の別邸で、2代藩主徳川光貞の時代に造営されました。その後、歴代藩主が使用し、その間幾度か焼失しましたが、天保3年(1832)、11代藩主徳川斉順が新御殿の造営に着手し、天保5年(1834)に完成しました。この時新築された御殿は、江戸城本丸御殿や紀州藩江戸屋敷を模した広壮で豪華な建造物であったと伝えられています。
明治時代には、御殿を構成していた多くの建物は取り壊されましたが、いくつかの建物は寺院などに移築されました。この湊御殿はその内の1棟で、和歌山市の指定文化財に指定されています。建築用材には上質の栂柾材が使用され、天井には鳥の子紙が貼られ、座敷の杉戸には紀州藩に仕えた絵師による彩色画が描かれています。
- 名 称 湊御殿(奥御殿)
- 指定年月日 昭和42年2月14日 建造物1棟
- 所 有 者 和歌山市
- 構 造 木造・寄棟造・桟瓦葺・平屋建
- 規 模 梁間10.86メートル、桁行18.1メートル
- 建 築 面 積 228.96平方メートル
- 建 築 年 代 天保5年(1834年)
- 附 属 建 物 薬医門(紀州藩御仕入方役所の門)1棟
- 所在地
- 〒641-0036 和歌山市西浜1161
- 電話
- 073-444-4188
- ファクス
- 073-444-4188
- 利用料金
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《観覧料》(庭園散策は無料)
【一般】 100円(高校生以下は無料)
【団体】 80円(20名以上)(注)一部立入り又は観覧を制限している箇所がありますので、観覧の際は係員の指示に従ってください。
(注)養翠園・旧中筋家住宅・和歌山城天守閣・わかやま歴史館・和歌山市立博物館いずれかの半券をお持ちの場合は、無料となります。(半券は、入園・入館より一週間以内のもののみ有効)
《施設利用料》(注)事前に使用許可が必要となります。- 茶室
午前9時から正午まで 9,420円
午後1時から5時まで 12,570円
午前9時から午後5時まで 20,950円
(別途上記の観覧料が必要となります。)- 庭園
午前9時から午後5時まで 1,570円
- 開館時間
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4月1日から8月31日までの期間は、午前9時から午後6時まで
9月1日から翌年3月31日までの期間は、午前9時から午後5時まで
(ただし、1月1日は、午前11時から午後5時まで) - 休場日
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年中無休(ただし、都合により入場をお断りする場合や臨時休場となる場合があります。)
- 駐車場
- 湊御殿駐車場(無料)
- 交通アクセス
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【公共交通機関をご利用の方】
- JR和歌山駅中央口(西口)バスターミナルより
2番のりば(系統番号30) 行き先 西浜・雑賀崎(経由)南海和歌山市駅 長路または養翠園前下車 徒歩10分 - 南海和歌山市駅バスターミナルより
3番のりば(系統番号35) 行き先 新和歌浦 長路にて下車 徒歩15分 - 和歌山城より
「和歌山城前」または「市役所前」バス停より(系統番号30)
西浜・雑賀崎(経由)養翠園前下車 徒歩5分
【お車をご利用の方】
阪和自動車道「和歌山IC」または「海南IC」より約30分、「和歌山南スマートIC」(ETC専用)より約20分
- JR和歌山駅中央口(西口)バスターミナルより
- 福祉サービス情報
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- 身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介護人の方は、観覧料が無料となります。
- 施設の観覧者用トイレは、車椅子対応となっております。
- 車椅子をご利用の方は、庭から建物をご見学いただけます。
- 申請書ダウンロード
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お茶会、句会などに施設をご利用いただけます。詳しくは、お問い合わせください。
- 詳細情報
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湊御殿(奥御殿)の詳細については「和歌山市の文化財ホームページ」をご覧ください。
- 関連情報
地図
和歌山市の文化財 ホームページ
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このページに関するお問い合わせ
産業交流局 文化スポーツ部 文化振興課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1194 ファクス:073-435-1294
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