和歌山県近代の文化遺産調査について

 

ページ番号1066076  更新日 令和7年10月1日 印刷 

和歌山県近代の文化遺産調査について

近代の我が国では、先進国入りを果たすために、経済・社会・政治・文化などあらゆる分野で西欧化が図られました。和歌山県でも、新たな産業の勃興や鉄道、道路などの交通機関の発達、国土の防衛、教育や文化の発展などのために、多くの土木構造物、建築物、工作物が造られてきました。しかし、近年の開発の進展や生活様式の変化などにより、その重要性が認識されず、消滅や散逸などの危機にさらされているものもあります。そこで、和歌山県教育委員会主導のもと県下全域の市町村文化財担当部局で、令和2年度から近代の文化遺産の調査を行ってきました。

その成果として、令和4年度には『和歌山県近代の文化遺産調査報告書1.-県内所在把握調査-』が刊行され、市町村別の所在把握調査データが掲載されました。また令和6年度には、『和歌山県近代の文化遺産調査報告書2.-分野に基づく調査-』が刊行され、分野ごとに代表的な文化遺産が掲載されました。

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