(令和4年1月号)年頭のごあいさつ

 

ページ番号1060169  更新日 令和6年10月21日 印刷 

 あけましておめでとうございます。
 昨年を振り返りますと、新型コロナワクチン接種が始まり、医療関係者の皆様のご協力もあり全国トップレベルのスピードで実施することができました。また六十谷水管橋崩落では市民の皆様に大変なご不便をおかけしました。一方で、まちなかの5大学すべてが開学し、和歌山城ホールの完成、紀の国わかやま文化祭2021開催など、長年取り組んできたまちの成長に資する事業が完了したことで、コロナ禍のなかでも久しぶりに新たなまちの賑わいが生まれました。新しい店舗などもオープンし、大学生が地域課題に取り組むなど市民の皆様が様々な場面で活躍する姿を見ることができた年でした。
 こうした新しい動きが出てくるなか、行政手続きのデジタル化、介護と子育て、市民生活と観光の2つの側面での交通など、複数の部署にまたがる行政課題が多くなってきています。これまでは既存の組織が横に連携して取り組んできましたが、これからはさらに迅速かつ確実に課題解決を進められるよう、特定の課題ごとに全庁一丸となって取り組めるような新しい体制で対応していく必要があります。
 今年は、「和歌祭四百年式年大祭」や「有吉佐和子記念館」のオープンなど、昨年の国民文化祭に続き、和歌山市に息づく文化がさらに新しい花を咲かせる年となります。今年も市民の皆様とともに新しい課題にも積極果敢に挑戦し、住みたいと選ばれるまちに向け市政運営に全力で取り組んでいく所存です。