(令和3年11月号)心からお詫び申し上げます

 

ページ番号1060171  更新日 令和6年10月21日 印刷 

 10月3日に起こった六十谷水管橋破損により、多くの皆様に大変なご不便とご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます。仮復旧に当たっては、国・県のご協力と工事関係者の方々の不眠不休の工事。陸上自衛隊をはじめ、全国の自治体から続々と支援に駆け付けてくれた給水車と、重いポリタンクまで運んでくれるなどの献身的な活動。ボランティアの方々や、消防団など地域の方々による来場者誘導などのお手伝いや、民間会社や近隣市町などからは、物資や給水場所の提供、温泉施設の無償提供もいただくなど、たくさんのご支援ご協力に厚くお礼申し上げます。また、夜中、市役所の西玄関に、「和歌山 がんばれ!」という温かいメッセージとともに、県外から自家用車にいっぱいのペットボトルの水を届けてくれたりする場面もありました。本当に胸が熱くなります。そして、全地域に水が行き渡るまで節水にご協力いただいた皆様のおかげで、断水から6日目に全エリアでの給水を開始できました。
 今回の原因については検証を徹底的に行うとともに、早期の復旧に努めてまいります。水道は、法律により利用料金で成り立っている独立採算制の、公益施設。一方、道路や建物などの公共施設は、これまでその老朽対策や耐震化を、国の補助で進めてきました。生活に必須のライフラインである水道の老朽対策を、公益施設として料金収入だけで進めるには限界があり、国に対しても支援制度の拡大を強く求め、一日も早い本格復旧を進めます。さらに複線化での送水、あるいは北部地域への新浄水場建設など抜本的な代替機能(リダンダンシー)の確保が必要だと考えています。