(令和3年4月号)高齢者へのワクチン接種が始まりますが・・・
市民の皆様、医療関係者の皆様はじめ、市民生活を支えて頂いている全ての方々のお陰で、新型コロナ第3波も落ち着きつつあります。1年以上にわたる長期間の中、本当にありがとうございます。第4波や変異ウイルスなど、予断は許しませんが、対策の決め手と期待されているワクチン接種が、4月から高齢者の方を対象に始まります。
とはいうものの、4月に本市へ国、県から配分される量は、2回接種分として4月12日分が約1,000人分、19日分が約500人分と少ない配分となる見込みですので、多くの方には5月の連休明けからの接種となりそうです。
早く接種されたい方、副反応が心配な方、高齢者施設での接種希望の方など様々なご意見をお伺いしていますが、市としてはどんな状況にも対応できるよう準備を進めており、今後の広報にご注意いただきたいと思います。
アナフィラキシーなどの副反応については、全くないということはありませんが、国から広報されているとおり、発症や重症化の予防などワクチン接種のメリットが、副反応のデメリットよりも大きいことを確認されていますので、命を守るためにも、接種していただければと思います。
桜咲く季節、期待と不安が入り混じる中、心機一転決意を新たに、新しい一歩を踏み出される方も多いと思います。市の新年度予算は、「暮らしを守り、未来へ希望をつなぐ予算」としました。コロナ禍の中での変化を的確に捉え、テレワークなど大都市の人口を呼び込む新しい政策を盛り込む一方で、文化、歴史や地域の支え合いといった本市の良いものを守り充実させる政策を合わせて進めます。
和歌山市で生まれ、育ち、学び、働ける、いつまでも住みたいと選ばれるまちに向けて力強い一歩を踏み出していきたいと思っています。