3月は女性の健康週間です
3月1日~8日は女性の健康週間です
女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するため、厚生労働省は毎年3月1日~8日を「女性の健康週間」と定め、全国の市町村などで女性の健康づくり運動を展開しています。
仕事や家庭に忙しく、つい家族や周囲のことを優先して、自分の健康は後回しになりがちではありませんか。この機会に自身の健康管理を見直してみてはいかがでしょうか。
健康イベント「みんなで骨活(ほねかつ)」
【日時】2025年3月9日(日曜日)
午前11時~午後3時
【場所】スーパーセンターオークワ セントラルシティ和歌山店
食育紙芝居や親子参加型クイズ、骨密度測定などを予定しています。
ぜひご来場ください。
がん検診受けていますか?
女性特有のがんである乳がん、子宮頸がんは若い世代にも増えています。また、大腸がんも女性に多くなっており、乳がんの次にかかる人が多くなっています。どのがんも、早期発見すれば治る可能性の高いがんですが、初期は自覚症状がほとんどなく、検診がとても重要になります。
乳がん検診
乳がんは、女性がかかるがんの内で最も多く、9人に1人がかかると言われています。乳がんにかかる人数は年々増加していますが、乳がんは治らない病気ではなく、早期発見ができれば治る確率が高いがんです。
乳がんを発見する方法としては、セルフチェックと乳がん検診の2つがあります。「乳がんになるとしこりができる」と思われている方もいらっしゃるでしょうが、小さながんはしこりとして触れません。セルフチェックで見つかるのは、しこりがある程度の大きさになってからです。マンモグラフィはそれより小さながんを発見できる検査ですので、早期の乳がん発見にはマンモグラフィによる検診が大事なのです。
和歌山市の制度では、40歳以上の方を対象に2年に1度、乳がん検診の自己負担金を少なく受けていただくことができます。
子宮頸がん検診
子宮の入り口にできるがんで、20~30代の女性に急増しています。初期症状はほとんどなく、病状の進行とともに、不正出血やおりものの増加などの症状があらわれます。症状がないときに検診を受けて、早期発見することがとても大切です。
和歌山市の制度では、20歳以上の方を対象に2年に1度、子宮頸がん検診の自己負担金を少なく受けていただくことができます。
大腸がん検診
大腸がんは、女性のがんによる死亡原因の第1位(※1)です。早期の大腸がんにはほとんど症状がないため、定期的な検診の受診が大切です。検診で早期に発見して治療することにより、大腸がんで亡くなることを防ぐことができます。大腸がんの中には急速に進行するがんもあります。早期発見のために必ず毎年、繰り返し検診を受けましょう。
大腸がん検診は、2日分の便を採取し、便に混じった血液を検出する検査(便潜血検査)です。
和歌山市の制度では、40歳以上の方を対象に1年に1度、大腸がん検診の自己負担金を少なく受けていただくことができます。
※1 出典:厚生労働省「人口動態統計」(令和元年)
女性の健康推進室ヘルスケアラボ
厚生労働省では、女性の健康を支援するための情報提供ウェブサイト「女性の健康推進室ヘルスケアラボ」を開設しています。
小児期から思春期、更年期に至る、女性のライフステージ別の健康情報が掲載されていますので、ご自身の健康管理にご活用ください。
骨活のすすめ(骨粗しょう症について)
厚生労働省から骨粗しょう症についてのサイトも合わせて公開しております。
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健康局 健康推進部 地域保健課 健康づくり班
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