COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知っていますか?

 

ページ番号1055385  更新日 令和6年8月28日 印刷 

COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知っていますか?

COPDとは?

 COPDはたばこの煙や空気中に含まれる有害物質を吸い込むことによって生じる肺の病気です。COPD患者さんの90%以上が喫煙者と言われていますが、必ずしも喫煙者のみに発症するものではなく、環境汚染や受動喫煙によって、たばこを吸わない人にも発症の恐れのある危険な病気です。

隠れCOPDとは

 日本のCOPD患者数は約530万人と推定されていますが、そのうち約9割以上の方が「隠れCOPD」と言われています。COPDは初期に無症状であることが多く、息切れを自覚する頃には、呼吸機能がかなり障害を受けています。

 以下のセルフチェックでご自身の状態を確認してみましょう。

COPDセルフチェック

治療について

治療について

 現段階では、COPDを完治させる治療法はありませんが、治療によって症状を緩和したり進行を抑えることが可能です。気になる方は、内科または呼吸器内科を受診しましょう。

すでにCOPDと診断されている方へ

●COPDの方は、そうでない方と比べて肺炎などの合併が数倍多いと報告されています。

●治療の中断は、要介護・寝たきりにつながる可能性があります。

 治療中の方は、治療を継続しましょう。また治療中断中の方は、治療の再開をご検討ください。

和歌山市の取組

 和歌山市ではCOPD予防の取組として、たばこへの対策を推進します。

●20歳未満の方、妊娠中の方の喫煙をなくします。

●望まない受動喫煙をなくします。

 

PDF形式のファイルをご利用するためには,「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

このページに関するお問い合わせ

健康局 健康推進部 地域保健課 健康づくり班
〒640-8137和歌山市吹上5丁目2番15号
電話:073-488-5121 ファクス:073-431-9980
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます