保健師(北保健センター)
北保健センター 岡本 麻耶(保健師)
【仕事内容】保健師として家族全体を支援する
保健センターでは、母子健康手帳の交付、家庭訪問、乳幼児健康診査等で誰もが安心して妊娠・出産・子育てができるようサービスを提供しています。妊娠期から子育て期は、家族特に女性にとって、心身の変化や生活スタイルが大きく変わる時期のため、喜びと同時に不安や困難感を抱かれる方もいます。保健師としてその気持ちに寄り添い、ともに解決方法を考え、その方や家族が安心して過ごせるように支援しています。
一日のスケジュール | |
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8時30分 | 始業、電話や来所相談への対応・訪問記録などの事務作業 |
11時00分 | 家庭訪問(乳児の身長体重測定・保護者の方の育児相談等) |
12時00分 | 昼食 |
13時00分 | 乳幼児健康診査 |
15時30分 | 片付け、健診後のカンファレンス |
17時15分 | 終業 |
経歴(令和5年3月時点)
平成16年採用
所属 | 業務内容 | 年数 |
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健康推進課 |
西保健センターで母子保健事業(乳幼児健康診査・家庭訪問) 健康教育・健康相談 |
3年 |
保育子ども園課 |
発達障害や疾患等がある園児の入所調整 感染症発生時の対応 |
6年1か月 |
地域保健課 |
北保健センターで母子保健事業(乳幼児健康診査・家庭訪問) 健康教育・健康相談 |
9年11か月目 |
※育児休業取得(平成22年11月から平成25年4月まで 平成28年1月から平成30年4月まで)
【嬉しかったこと】市民の方の人生に関われること
妊娠期から子育て期にわたって関わることで、子どもの成長を保護者の方と共に実感できたり、悩みを抱えている保護者の方が、問題解決のために自ら行動変容していく姿を目にしたりします。子どもの成長や親としての育ちを支援できた時は、保健師として関わることができた喜びや、やりがいを感じ、仕事へのモチベーションにも繋がります。
【和歌山市を選んだ理由】和歌山の魅力を再認識
私は、県外の大学に進学したため、あらためて和歌山の良さ(住みやすさ・食べ物・観光資源など)を実感することとなり、就職するなら和歌山でと決めました。その中でも和歌山市は中核市で保健所が設置されており、市町村業務だけでなく保健所業務も経験できることから、保健師として幅広い経験ができるという点が決め手になりました。
【メッセージ】ともに支え合い成長し合える職場
保健師の仕事をしていると、様々な人生を歩んできた方と関わることになります。支援にあたってはうまくいかずに悩むこともあります。保健師としての仕事の醍醐味でもあるのですが、そんな時は、仲間がアドバイスや気づきを与えてくれサポートしてくれるので、安心して働くことができます。さらに、和歌山市は「和歌山市保健師人材育成ガイドライン」を作成しています。目指す保健師像のために、キャリアパスとキャリアラダーの基準が明確化されているため、ともに成長でき、保健師の専門性を高められる環境が整っています。