土木職(下水道企画建設課)
下水道企画建設課 副主任(土木職)
【仕事内容】下水道事業計画の策定と調整
市の下水道事業では、主に下水処理の普及促進、大雨時の浸水対策、下水施設の耐震化などを目的としています。私はこれらの事業を進めるための計画策定や変更、交付金や補助金を要望するための業務を行っています。また、令和6年能登半島地震において上下水道施設が甚大な被害を受けたため、災害に強く持続可能な上下水道システムの構築に向けた新たな計画の策定が急務となっており、現存の下水道総合地震対策計画の見直しに加えて、上下水道の総合的な地震対策を進めています。
一日のスケジュール | |
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8時30分 |
始業、メール確認 |
9時00分 |
計画資料作成、現地調査 |
12時00分 |
昼食 |
13時00分 |
打合せ(コンサルタント等) |
15時30分 |
業務委託等の設計・積算業務 |
17時15分 |
終業 |
経歴(令和7年3月時点)
平成29年採用
所属 | 業務内容 | 年数 |
---|---|---|
道路建設課 |
市道の新設又は改良工事の設計及び施工、電線共同溝工事の設計及び施工 |
5年 |
農林水産省 近畿農政局 和歌山平野農地防災事業所 (割愛退職による出向) |
排水機場・排水路等の農業用排水施設工事の設計及び施工 | 2年 |
下水道企画建設課 |
公共下水道等の計画及び調整、公共下水道等の事業に係る補助金申請 |
1年目
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【嬉しかったこと】技術者としてインフラ施設を支えられること
これまで道路の新設・改築や排水機場の建設など、生活の基盤となるインフラ施設の整備に携わらせて頂きました。「ものづくり」に携わることができる職種ですので、現場の調整や関係者との協議は大変ですが、担当した業務が完了したときに実際に「かたち」となって現れるため、これまでに感じたことのない達成感を味わうことができました。また、道路などの施設が完成したときに住民の方に感謝の言葉をかけていただく機会がありましたので、そういったときにやりがいを感じられます。
【公務員になった理由】幅広い業務に関わることができる
私は大学で社会基盤整備について幅広く学ぶ中で、土木職の公務員は道路・下水道・河川・都市計画等の事業の調査、設計、監督業務等といった専門的な事業に従事できると知り、その幅広さに魅力を感じました。また、普段何気なく利用している施設のほとんどは公共施設であるかと思います。それら公共施設に関する業務に従事していると地域住民の声を直接聞く機会も多く、それらを反映させられるのは公務員ならではの仕事だと思い、公務員として働きたいと感じました。
【和歌山市を選んだ理由】ゆかりのある和歌山市に貢献したい
私は生まれも育ちも和歌山市ではありませんが、大学生活のほとんどを和歌山市で過ごしていました。和歌山市では土木職だけでも様々な事業があり、大学生の時にはトンネル工事等の大きな事業も進められ、私自身もその恩恵を受けていました。また、県内唯一の中核市であることもあり、人口や市域の規模、行政能力が大きな市である和歌山市役所に勤めることで、自分が学んできた分野を深めるだけでなくあらゆる分野で貢献できると感じたため、和歌山市に決めました。
【メッセージ】人の役に立つことができる、やりがいのある職場
市役所は市民の一番身近な行政窓口です。特に土木職は、市民の生活に身近な環境をより良く形作るものであり、とてもやりがいのある仕事です。入庁後は多岐に渡る業務に携わりますが、幅広い知識を習得するだけでなく、専門性を深めることも可能です。より良い和歌山市を目指して一緒に働きませんか。