保健師(地域保健課課)
地域保健課 中保健センター 主任(保健師)
【仕事内容】住民の人生に関わる仕事
関わる対象は、乳幼児から高齢者、健康な方から病気や障害を抱える方まで様々です。保健センターでは主に母子保健を担当しており、妊娠・出産・子育て期をより健やかに安心して過ごせるよう支援しています。具体的には、乳幼児健診や家庭訪問、健康相談や育児相談、育児サークルの開催や地域に出向いての健康教育などを行っています。家庭状況や取り巻く環境は人それぞれ異なるため、一人一人に寄り添いながら支援しています。
一日のスケジュール | |
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8時30分 |
始業、電話相談、担当地区の地区診断業務 |
9時30分 |
家庭訪問(乳幼児の身体計測、成長発達の確認、子育て支援) |
12時00分 |
昼食 |
13時00分 |
乳幼児健診 |
15時30分 |
片付け、訪問記録などの事務作業 |
16時15分 |
終業 |
16時15分から17時15分まで育児部分休業取得
経歴(令和7年3月時点)
平成28年採用
所属 | 業務内容 | 年数 |
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地域保健課 西保健センター |
母子保健業務(乳幼児健診、家庭訪問、育児サークルの開催等)、健康教室の開催 | 8年 |
地域保健課 中保健センター |
母子保健業務(乳幼児健診、家庭訪問、育児サークルの開催等)、健康教室の開催 | 1年目 |
【嬉しかったこと】担当している方への支援の成果が見られたとき
妊娠・出産・子育ては多くの人が経験することでありながら、決して簡単ではない大きなライフイベントです。一人で悩みを抱え込んでいる方や、家族の支援を得られない方、お子さんの成長発達に不安を抱えている方がいます。そのようなときに保健師として関わることで孤独感をやわらげ、一緒に悩み、解決策を考えます。対象者がエンパワメントされることや、地域の社会資源を活用することで状況がより良い方向に向かった時にはやりがいを感じ、この仕事をしていて良かったと感じます。
【公務員になった理由】地域での生活や家族を支援できる行政保健師の魅力
看護師を目指して大学に進学しましたが、実習を経て、地域で活動する保健師の魅力に惹かれました。病院実習では、一人一人の患者の背景にはそれぞれの住まいや家族があることを実感し、保健所実習ではその地域での生活や家族を支援できる保健師の仕事を知りました。住民の生活の場に入り、じっくり関わりながら家族全体をサポートできるのは、行政の保健師ならではの役割だと思います。
【和歌山市を選んだ理由】生まれ育ったまちをより住みよいまちにしたい
自分の生まれ育った和歌山市に愛着があり、より住みよいまちにしたい、貢献したいという思いで志望しました。住民と直接接する機会が多く、地域に密着した活動ができる保健師の仕事だからこそ、和歌山市以外の選択肢は考えていませんでした。また、中核市で保健所が設置されているため、精神保健や感染症対策、難病対策など幅広い業務に携われることから、働きながら保健師としてのスキルを伸ばしていきたいと思いました。
【メッセージ】仕事と育児の両立がしやすい職場
私は令和6年に育児休業から復帰し、現在は育児部分休業を取得し働いています。子どもが病気の時は看護休暇を取得できるなど、仕事と育児を両立しやすい制度も整っています。育児休業でブランクがあったので復帰の際には不安もありましたが、同僚や上司に気軽に相談でき、互いに協力しながら仕事ができています。保健師として一緒に成長していきましょう。