~WAKAYAMA SOUNDSCAPE~ 創作歌劇『火具鎚(かぐつち)のうた』

 

ページ番号1034285  更新日 令和3年3月12日 印刷 

~WAKAYAMA SOUNDSCAPE~ 創作歌劇『火具鎚(かぐつち)のうた』

事業概要

和歌山市は、コロナ禍においても若者や子どもを中心とする文化芸術活動の活性化に向け、文化庁の戦略的芸術文化創造推進事業を活用し、「WAKAYAMA SOUNDSCAPE」という事業を実施します。

歌劇の主な出演者は、地元和歌山の学生や若手俳優、ダンススタジオからオーディションの参加者を募り、第一線で活躍されている脚本家・振付師によるワークショップ及び審査を経て決定しました。

なお、実施にあたって文化庁の事業を活用するため、和歌山市と和歌山市観光協会等で実行委員会を構成しています。

上演内容等

概要

未来の和歌山市に住まう高校生を主人公とした歌劇を新たに創作し、地元キャストによる無観客上演を行い、その様子をユーチューブ等で配信します。キャストには和歌山児童合唱団や和歌山雅楽会、和歌山県出身の若手俳優を中心に起用しています。

また、本作の主人公のキャラクターデザインを和歌山市出身で不朽の名作『ゴルゴ13』の作者として知られる、さいとう・たかを氏が担当。舞台はレーザーやLEDなどの最先端機材を駆使し上演。

あらすじ

西暦2100年、世紀末を迎えた和歌山市。現代と大きく変わらないように見える世界だが、地球の温暖化は止まらず、百年前にも流行した終末思想がインターネットをにぎわせている。そんな未来に暮らす高校生のミーコとカイは、ある日を境に全く同じ夢を見始める。赤く燃え上がる空に「火具鎚(カグツチ)」という言葉(うた)。カイの弟で秀才のソラは、ふたりの話を信じようともしない。一方で、その現象は日に日に世界へと広がっていく・・・最初は一蹴していた科学者も、悪質な噂だと批判したメディアも、今ではその究明に真剣だ。

徐々に曖昧になっていく “現実” と “夢” の境界が消え去る時、主人公の3人は、“記録” ではない “記憶” を見ることになる。

それは、誰のための、誰の予言なのか?

再び、「火具鎚のうた」が流れ始める。

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