(令和3年1月号)年頭のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルスにより世界中が未曾有の事態を経験することとなりました。和歌山市としては、さらなる感染拡大防止に万全を期してまいります。
さて、この春、誘致を進めてきた5つの大学がすべて開学し、多くの若者がまちなかを行き交います。
また、夏には「文化部のインターハイ」と呼ばれる「紀の国わかやま総文2021」が、秋には、「紀の国わかやま文化祭2021」が開催されます。いずれも和歌山県では初開催ということで、今年は若い力と文化・芸術が相まって大きな花を咲かせる年になるのではないかと、期待しております。その明るいパワーを全国の人に届け、ウィズコロナ時代の渇きがちな人々の心に潤いと希望を与えられるよう、細心の注意とおもてなしの心で成功させたいと強く決意しています。
また、福祉の面では、介護や子育てなど複雑に絡み合った様々な生活課題を抱える方々への包括的な支援体制の整備により、住み慣れた地域で生涯にわたって健康で安心して暮らせるまちを目指します。
誰もが愛着と誇りが持てるまち、明るい未来を思い描くことができ、子供たちの笑顔があふれるまち「きらり 輝く 元気和歌山市」の実現に直往邁進いたします。
最後になりましたが、市民の皆様が健康で安心して過ごせる年となることをお祈りいたします。