(令和2年9月号)避難所≠避難場所

 

ページ番号1060187  更新日 令和6年10月21日 印刷 

 タイトルを見て「おや?」と思われた方もおられるのではないでしょうか。間もなく本格的な台風シーズンがやってきますが、避難所と避難場所の違い(≠)を是非知っておいていただきたいと思います。
 避難所は、災害が発生した時や被災により家屋が住めなくなった場合、学校の体育館など安全な居住場所となるものです。
 一方、避難場所は、津波や洪水の危険が迫っている時に、高台や学校の鉄筋コンクリート校舎の2階または3階以上、 避難ビルなどで、命を守るための一時的な居場所です。
 避難所と避難場所は兼ねている場合もありますが、大津波警報や紀の川の洪水氾濫が迫っている時は、避難勧告や避難指示が出ますので速やかに、あらかじめ決めていただいている避難場所に避難してください。まさに命を守る行動になります。
 大事なことは、災害には、地震、津波、洪水、内水、土砂災害など様々なものがあり、どの災害に対して我が家は危険なのか、対象地域や全世帯にお配りしている防災マップや洪水ハザードマップなどで確認していただくようお願いします。そして普段から、どんな時、どこを目指すのか家庭内でも話し合ってください。自力避難が困難で支援を必要とする方には、 和歌山市避難行動要支援者登録制度もありますのでご連絡ください。
 災害はいつ何時襲ってくるかわかりません、かけがえのない大切なご自身の命・家族の命を守るためにも、今できることから始めていっていただけたらと思います。