大規模震災初動対応訓練を実施
地震発生を想定した初動対応訓練を実施
令和元年5月10日、和歌山市が全職員を対象に実施した「平成31年度大規模震災初動対応訓練」と連携し、南海トラフ3連動地震が発生したという想定で訓練を実施しました。
地震発生後の北消防署内の様子です。災害の情報や消防活動に必要な内容をホワイトボードや大きな地図に記載していきます。
北消防署内で出動した各隊と無線にて交信しているところです。
本訓練では、地震により電話が使用できないとの想定で訓練を行いました。
北消防署には、停電時に対応するために発電設備が設けられています。すべてが使用できるわけではありませんが、災害対応に必要な電気を発電することができます。
北消防署には、高さ約17メートルの訓練塔があり、その最上階から目視にて周囲の状況を確認しているところです。実際に災害が起こった際は、訓練塔から目視にて確認し、無線にて出動している消防隊や消防分団と無線交信を行い情報共有します。
想定される津波高さ・到達時間
和歌山市において最も甚大な被害が予測される南海トラフ巨大地震は、30年以内に70パーセントから80パーセントの確率で発生すると発表されています。和歌山市では、最大津波高8メートル、津波到着時間が40分と和歌山県から平成25年3月28日に公表されています。
今まさに発生するかもしれない災害について、今一度ご家庭で、地震が発生した際に避難する場所や、避難時に即座に持ち出すことができる非常用持ち出し袋等について話し合い災害に備えてください。
私たち消防職員も引き続き、より良い消防活動を行えるよう訓練を行っていきます。
このページに関するお問い合わせ
消防局 北消防署
〒640-8412和歌山市狐島645番地3
電話:073-452-0119 ファクス:073-452-3946
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