操船訓練を実施しました(北消防署)

 

ページ番号1059403  更新日 令和6年8月29日 印刷 

操船訓練を実施しました

水難救助現場に備えて

写真:必要な資機材の準備をしています

 令和6年7月17日(水曜日)に紀の川で操船訓練と潜水活動時のロープ設定訓練を実施しました。

 この訓練は、水難救助事案が発生した際に、要救助者を安全、確実、迅速に救出できるようにするためのものです。

 はじめに、ボート組み立てに必要な資機材の準備をしています。この作業も素早く行うことが重要です。

 水難救助の現場では、陸上で活動する隊員でボートの準備を行い、潜水活動をする隊員はすぐに水中での検索活動に向かいます。

ボートの組み立てを実施!

写真:舟艇の組み立てをしています

 迅速にボート組み立てを行い、ボートを川に出せるように訓練しています。

 このボートは、普段、空気を抜いて車両に載せているため現場に着いてから膨らませています。また乗り組み人数は6人までとなっています。

 まもなくボートを川に出せるように準備が整ってきました。実災害の現場でもすみやかにボートを川に出せるように次に行う作業をイメージしながら組み立てています。

 

まもなく操船訓練開始!

写真:陸から舟艇への船外機の受け渡しをしています

川にボートを入れ、陸上の隊員からボート上の隊員へと動力となる船外機を受け渡ししています。いよいよ操船訓練を開始します。 

 

 

 

操船と潜水活動時のロープ設定訓練を実施!

写真:操船訓練をしています

 上記の写真では、操船訓練と並行して潜水活動時のロープ設定訓練を行っています。

 このロープの設定は、水難救助の現場で潜水隊員が潜水活動をする際に、手掛かりとなるもので検索範囲の指標になります。

 ロープを迅速に設定することで要救助者の素早い救出につながるため普段からの訓練は欠かせません。また、天候等によって波が立っていればその分操船は難しくなり、ロープの設定もボートが動いている状態になるため難しくなります。そのため、ロープの設定には、操船及びロープ捌きの技術が必要とされます。

 今回の訓練は実災害を想定した有意義な訓練となりました。そして訓練にご協力いただきました各関係機関の皆様ありがとうございました。これからも日々訓練に励み、市民の皆様が安心、安全に暮らせるよう努めていきます。

 

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