市長記者会見 令和6年7月25日

 

ページ番号1059449  更新日 令和4年8月4日 印刷 

7月市長定例記者会見
【令和6年7月25日(木曜日)10時~】

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市長発表事項

発表項目

懸案の夏休み期間中の学童保育待機児童「ゼロ」を達成 ~タイムシェア教室の活用~

おはようございます。7月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目は5項目ございます。順番に説明させていただきます。和歌山市では学童保育を若竹学級と言っているんですけども、学童保育の待機児童についてです。小学校が夏休みに入り、午前中も学校が休みになるということで、これまで夏休みの学童保育で待機児童が多く出ていました。4月から空き教室、特に図書室等を「タイムシェア(一時利用)」することにより、通年の待機児童対策はできて、待機児童ゼロを実現してきました。夏休みに関しては、昨年は225名の待機児童が出ていましたが、今回のタイムシェア等により、待機児童をゼロにすることができました。図書室等については、令和2年度までには空調整備が終り、学校環境も充実し、受け入れもできるということもタイムシェアをできる要件にもなっています。そんな中で和歌山市としては、懸案の夏休み期間中の学童保育待機児童ゼロを達成することができました。これからもタイムシェア教室をうまく活用しながら、待機児童ゼロを継続していきたいと思います。

和歌山市の物価高騰対策 令和6年度和歌山市プレミアム付デジタル商品券 ~わかやまペイ~

和歌山市プレミアム付デジタル商品券~わかやまペイ~ですけども、物価高騰対策として発売させていただきました。当初の予定額19億9100万円に対して、当選して一部辞退された方もおられるので、販売金額19億8900万ということで実質99.9%完売することができました。現時点では使用済み金額が95.8%になっています。8月末までですので、お忘れなく使用していただければと思います。特にどういったところで使用されたかを見ると、スーパーマーケットであるとかドラッグストアであるとか、やっぱり物価高騰対策として、より安く購入していただけたんじゃないかなと思っています。この30%が物価高騰対策として多くの市民の方にご利用いただけたんじゃないかなと思っています。

第37期竜王戦 第5局和歌山対局 「勝負めし」「勝負おやつ」「勝負ドリンク」の公募について

いよいよ第37期竜王戦第5局和歌山対局の「勝負めし」「勝負おやつ」「勝負ドリンク」の 公募を8月1日から開始させていただきます。3カテゴリーあり、1カテゴリーにつき10品程度ずつ選びたいと思います。公募期間が8月1日から31日まで、そして9月に入って選考し、結果通知が9月中旬を予定しています。メニューブックなどにより、和歌山の食の魅力を発信したい。そういったこともあり、チラシ等で広く広報していきたいと思っています。今回ですね、子供たちには「こども将棋大会」という形で、今非常に人気のある将棋を子供たちに普及したい。それがひいては教育の振興になるということで「こども将棋大会」を予定しています。あわせて、今回「勝負めし」「勝負おやつ」「勝負ドリンク」を公募させていただくので、この選ばれた商品について、メニュー考案の意図とか製造過程等について、小学生であるとか中学生の子供たちにもインタビューしてもらおうと思っています。子供たちにも参加してもらえれば、より故郷の食も知ってもらえるし、それぞれの苦労も知ってもらえるっていうことで、今回の竜王戦を幅広く、様々な形でやっていきたいと思っています。11月17日は日本将棋連盟が定める「将棋の日」なんですけども、元々は八代将軍徳川吉宗が非常に将棋好きで、御城将棋を制度化しました。11月17日に制度化したその日に今の「将棋の日」が制定されているということもあって、和歌山将棋フェスティバルで今回優勝された方に対して、今回の品を特典として提供させていただきたいと思っています。それは11月17日の「将棋の日」ということで、いろんな面で和歌山の食の魅力をいろんな形で発信していければという風に思います。

大名行列を率いる紀州藩主の就任式を開催します!~Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業~

8月3日が紀州おどり「ぶんだら節」なんですけども、それに先立って、大名行列をさせていただいています。紀州藩、紀州徳川家の大名行列は文化庁から Living Historyとして認定いただいています。これは当時の衣装であるとかを活用したものを現代の中で正確に再現するという形で Living Historyとして認められたものでございます。今回も、この紀州藩大名行列のメインの大名駕籠に乗る藩主を公募させていただいたところ、小学1年生の岡さんが藩主となることが決定しました。ぶんだらの当日に駕籠に乗っていただくということで、8月1日の16時から岡さんの就任式をやりたいと思っています。

第 56 回紀州おどり「ぶんだら節」 “連~縁(つながり)の再生~”みんなで創る、和歌山市民の夏祭りにあなたも参加しよう!

紀州おどりを8月3日に開催させていただきます。コロナの行動制限がなくなって、2年目になります。いろんな方との共創の中でさらに紀州おどりを盛り上げたい。そうしたこともあり、今年は民間との連携も強くしていきたいと思います。今年の特徴としては16時から縁日横丁がスタートし、大名行列、ぶんだら21、正調ぶんだら節という形でするんですけども、街頭おどりの出演団体が昨年より13団体増えています。昨年に対して、非常に多くの団体が入ってきていただいたっていうことと、外国人で構成される連ということで、初出場の連も多くなり、だんだん市民総参加という形になりつつあります。それで今回の特徴ですけども、飛び入り連はわんだーらんどさんに率いていただいて、多くの方入っていただくんですけども、飛び入り連が終わった後ですね、「輪踊り」で踊っていただこうということで、輪踊りを非常に強化しました。輪踊りは自由に参加可能で、19時から西の丸でスタートします。それと輪踊り周辺の西の丸や城前広場には縁日横丁も12事業者だったのが27事業者に拡張しました。また縁日横丁ではですね、子どもたち対象の「お菓子まき」を18時45分から予定しています。それと、民間の方との共創の中で餅もいただきましたので、「餅まき」を参加者の集中を避けるため、サプライズでやりたいと思っています。今回「共創~観覧・参加から担い手へ~」をテーマとして多くの方のコラボをいただいています。

 

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

竜王戦の勝負めし、勝負おやつ、勝負ドリンクについて、募集するのは和歌山のこういったものを作ったら、どういう料理で、写真の見た目も含めて、選んでもらえるみたいな募集の仕方をするんですかね。例えば一般のかつ丼と言っても、これは名前聞いただけで、中身わかるんですけど、そうじゃない何か工夫を凝らしていると、名前もそれに類する名前になるでしょうし、ちょっとその名前だけ聞いても、中身がわからない名前ってのもあるだろうし、その辺ところどういうふうに募集をされますか。

(市長):

味が良くて、見た目もいいことそれは当然のことだと思うんですけども、それにプラスして和歌山の食をいろんなところでPRしていきたいので、独自性も審査のポイントになると思います。それぞれ、既存の食品としての販売や店頭で食事を提供されているとこもあるし、できるだけ幅広く募集します。食事として提供されている以外にも、例えば和歌山で有名な食品を製造されて、Web販売されているとか、そういった方も対象にさせていただきたいと思っています。

(記者):

このために新たに作ってみるのも大丈夫ですか。

(市長):

和歌山市らしさがそこに入ってくればなによりもいいので、新たに作っていただくのもOKです。

(記者):

選んでもらうとなると幅広い料理、和歌山らしさっていうことで、例えば海鮮とかに集中する可能性とかもあると思うんですけども、最終的には選んでもらう10品というのは様々な料理から選ばれる予定ですか。

(市長):

例えば和歌山ラーメンばっかり、10品並べていただいても選びにくいと思うので、そこはある程度バランスを取ります。審査委員の先生方はですね、食に通じた方を審査員の先生として選びたいと思っています。

(記者):

おやつの概念がわかんないんですけれども、甘味とか、3時頃食べるみたいな形で何でもいい感じなんですかね。

(市長):

確かにおやつの幅は広いと思います。お菓子やフルーツなど、いろいろなものがあると思うんですけども、そこに和歌山らしさがあれば、ありがたいなと思っています。かなり和歌山市ではお菓子も製造されていますし、いろんな関係があると思うので、それはぜひ多くの商品を公募していただければと思います。

(記者):

今おっしゃったように独自性とか和歌山らしさというところを出して、それを選んでもらうことによって、竜王戦を通じて和歌山の食の魅力を発信していくっていうことがねらいだと思います。もう一度そういった形で一般の方々、或いは業者の方に呼びかけをお願いいたします。

(市長):

今回、竜王戦第5局が開催される予定です。これは勝負めし、勝負おやつ、勝負ドリンクといってですね、全国にも発信されますので、ぜひですね、関係の事業者の皆さんには、勝負めし、勝負おやつ、勝負ドリンクへ応募していただきたいと思っています。味も見た目もよくですね、さらに和歌山らしさというところを加えていただいてですね、和歌山を代表する食として、全国に発信できればと思いますので、よろしくお願いします。

(記者):

プレミアム付デジタル商品券の方ですけれども、利用状況をグラフでご覧になってですね、もう一度今回のプレミアム付デジタル商品券の発行の評価、また、業種別の利用状況をご覧になってお感じになっていることなど、受けとめを教えてください。

(市長):

これまではプレミアム付と言うとですね、新たな購買、経済波及的な効果と、もう1つはプレミアムということで物価高騰的な2つをねらっていたんですけども、今回は特に、物価高騰対策を主にしました。今回の利用状況を見ると、スーパーマーケットであるとかですねドラッグストア等であるとか普段必要とされているものを買われているということで、多分新たに購入されたというところは、少ないと思っていて、まさにそこはですね物価高騰というところにシフトをしたんじゃないかなと。そういう意味では当初の目的の物価高騰対策というところはしっかりやれたと思っています。

(記者):

竜王戦について、お伺いできればと思います。これから勝負めし、勝負おやつ、勝負ドリンクを募集していくことになるかと思うんですけれども、市長としては、和歌山の食の魅力はどんなところにあるとお考えでしょうか。

(市長):

和歌山の食は、まず食材が素材としていろいろなものあります。新鮮な海鮮の関係であるとですね、非常に新鮮な鯛であるとかシラス、またタチウオ、鱧であるとかですね、様々な新鮮な海鮮類があります。それと併せて、和歌山独自でいくと熊野牛、あと食品でいうと和歌山ラーメンも全国にも非常に有名になっています。和歌山にはそういう食材であるとか、食品としても非常に有名なものもあるし、全国に誇れるようなものもあります。例えばおやつで言うと、グリーンソフトなんかもですね、和歌山を代表するようなアイスクリームでもあります。全国に出ているんだけど、知られてない部分もあって、それが今回こうした機会がいただけたので、和歌山にこんなのがあるよっていうところは、発信していきたいです。本当にいいものがあまり知られてないところをしっかりとPRしていきたいと思っています。

(記者):

今の後半の話にもあったかと思うんですけれども、今回の企画、どんな機会になれば、市としてはありがたいかなというふうに考えていらっしゃいますでしょうか。

(市長):

竜王戦を誘致した目的は大きくは2つあります。1つ目は、教育として子どもたちにもですね、広めていきたい。もう1つは、和歌山の魅力を発信したいということで、和歌山の発信という意味ではですね、今回、和歌山城ホールの4階をご活用させていただきます。夜になれば和歌山城の天守閣もライトアップされて見えるし、当日はイルミネーションイベントもやっているし、和歌山城内もイルミネーションにより散策してもらえるようにする予定になっています。そうしたことを通じてこの和歌山のよさ、景色もそうだし、文化、いろんな魅力ある場所のよさっていうところをPRしたいと思います。合わせて文化であるとか歴史や御城将棋もそもそもの紀州藩の藩主だった吉宗が将棋好きで始めたんだよっていう辺りもですね、和歌山市としては発信していきたいと思っています。そうしたことを通じて、お城の前の対局を全国の人に知ってもらう、そして食文化も発信できれば、それがひいては子供たち含めて、多くの人に将棋の魅力っていうところも知っていただければというふうに思います。

(記者):

デジタル商品券をお伺いできればと思うんですけれども、利用された方また受け付けている事業者さん、それぞれから今回の取り組み、何か反響は市の方に届いてますでしょうか。

(市長):

まず利用者の方が今回は1次募集でもかなりあったんだけど、2次募集は1次募集で応募されてなかった方が優先して入れたということで、買いたいという方はすべて買っていただけたんじゃないかなと思っています。その上で余った部分は、1回目当選されて使われた方については、2回目の応募していただいて買っていただいてるんですけども、ほぼ購入したい方は購入していただけたんじゃないかなと思っています。そういう意味では多くの方にこの物価高騰対策としてのデジタル商品券を購入いただけたと思います。店舗については、以前はですね両方ねらったということもあって、例えば系列店のような大規模な店舗については別の枠を設けたんですけども、そこの煩雑さがなくなったってこともあって店舗の方も申し込みしてもらいやすかったんじゃないかなと思っています。例えばガソリンスタンドであるとか、非常に物価高騰で大変な業種というところも今回取引していただいていて、数字の中にはその他業種というところに入ってくるんですけども、物価高騰で大変な業種の方にも今回エントリーしていただいて販売していただけたんじゃないかなと思っています。

(記者):

こういった給付型の施策は、考え方によっては賛成の方もいらっしゃれば、どちらかというと反対の方もいらっしゃるかと思うんですけれども、給付型の施策の意義みたいな部分を今回改めて感じたことはありますでしょうか。

(市長):

今回は30%のプレミアム、その部分は給付です。少なくとも3倍はそういった効果があると思っています。単なる直接的な給付型じゃない、こうしたプレミアム的な給付型も経済的な意味が大きいと思っています。単なる給付ではなく、3倍以上の経済的な効果もあるところも大きいと思いますので、給付型のいろんな使い方だと思います。

(記者):

デジタル商品券の取り組みについては、期間は8月末ということですけれども、今後の取り組みの予定等は何かありますでしょうか。

(市長):

今回は国の交付金を使っているんですけども、財源的な面もあって、今後ですね物価高騰とそうした財源面とあわせて、状況見ながら考えていくことになると思います。

(記者):

学童保育の待機児童についてお伺いします。こども家庭庁の速報値ですけど、全国的には学童保育の待機児童が過去最多となっている中で、和歌山市がゼロを達成しているという状況ですけれども、待機児童ゼロっていうことの意義や今回達成できたことについての受けとめいいただけますでしょうか。

(市長):

小学校に上がられてから、学童保育を必ず受け入れるということで、今までもやってきたんですけど、なかなか全部を受け入れられなかった。そんな中で小学生に子供さんが上がられて、なかなか仕事が続けにくくなったっていうところもあってですね、待機児童対策は今後の少子化対策或いは子育て支援というところで、非常に大事な政策だと思っています。今回は少なくとも小学校に上がってからの待機児童っていうことではですね、ゼロになったってことは大きいし、夏休みは特に大変だと思っています。午前中から学校が休みになる。その中で今回、午前8時から午後6時半まで学童保育、若竹学級で預かっていただけますので、夏休みの大変さが解消されていると思います。今後、待機児童ゼロを継続するってことも非常に大事です。待機児童数は各学校によって増減していくので、そこの増減をうまくバランスよくやっていかないと、タイムシェアだけでいけるかっていうところもあるので、継続するっていうところが非常に大事だと思っています。

(記者):

若竹学級のことなんですが、夏休みの期間中という設定になっていますが、具体的には、いつからいつまでっていうのが1点と、あと通常は月額、お子さん1人につき4000円ぐらいだったと思うんですが、今回朝8時から6時半までと長くなっているんですが、通常と学費というか月額は変わってないかどうかの2点、お聞かせいただけますでしょうか。

(担当課):

夏休み期間中の若竹学級は、7月22日(月曜日)から8月24日(土曜日)です。それと料金については、夏休みに関しても月額4000円ということで変わりはありません。

(記者):

ぶんだらのところで、先ほど餅まき、お菓子まきはサプライズとおっしゃったんですけど、いただいている資料にお菓子まきは18時45分頃予定で書いているんですけど、大丈夫なんですか。

(市長):

子供さんの方のお菓子まきは18時45分です。一般の方の餅まきは、あんまり人が多すぎても駄目なのでサプライズでやらせていただきます。

(記者):

竜王戦の公募について、第5局が開催されなかった場合は、選ばれた勝負めしやおやつ、ドリンクは表に出る機会とかはあるんでしょうか。

(市長):

開催されない場合は、第4局で勝者が決まる場合です。その場合は勝った新竜王か今の藤井さんのどちらかなんですけど、竜王に来ていただいて、それで味わっていただくことになっています。無駄にはしないことになっています。

(記者):

イベントで味わっていただく予定ですか。

(担当課):

今、企画中ではあるんですけれども、竜王に味わっていただく機会を設けたいと思っております。祝賀会の後に実施する予定です。

(市長):

対局がなかった場合、竜王にはですね、和歌山の子供たちと触れ合っていただきたいし、ぜひ、和歌山市も知っていただきたいので、そうしたことは、積極的に働きかけたいと思います。

発表項目以外について

(記者):

ぶんだらの関係と重なる部分あるかと思うんですけれども、最近、いろんなイベントでボランティアの方の活躍を目にする機会が多くなっています。ボランティアの皆さんの活躍が和歌山市にとってはどのような効果が出ているか。感じてらっしゃるようなところあったら教えていただけますでしょうか。

(市長):

ボランティアの方がすごく増えてきたんですよね。阪神大震災があって、一般の方を中心にいろんな方がボランティア活動をやられていました。和歌山市では、最近、特に感じるのは、高校生であるとか、大学生、大学も誘致した関係もあって、学生ボランティアさんを見かけることが多くなったなと思っています。これは大きな特徴だし、ボランティアされる方がどんどん若くなり、高校生でも障害者のいろんなイベントのところにボランティアに行かれたり、子育てのところにボランティアに行かれたり、様々な分野に多くの人が入ってきていただいている感じがします。非常にありがたいことに今まで地域の方だけであったら、例えば祭りなんかもなかなか厳しくなっているんですけども、そうしたところにボランティアの人が入っていただいているところも、ありがたいと思っています。和歌山市ではフォルテワジマに入っているフロンティアセンターにボランティアの登録していただくところを設けています。特に学生の方の登録が多くなっていて、学生の方が登録していただいて、ボランティアを必要とする団体の方も登録していただいていて、そうしたところのマッチングもやらしていただいています。ぜひ、このボランティアがもっと多くの方に広がっていければ、さらにありがたいと思います。

(記者):

お城の動物園の関係で、先日熊のベニー園長がなくなってしまいましたけれども、その受けとめを一言いただきたいのと、ベニー園長は動物園のPRに頑張ってくれた面あったと思うんですけれども、これからの動物園のPR等、何か考えてらっしゃることあれば教えてください。

(市長):

ベニーちゃんは、平成6年に来て、30年以上にわたって、多くの市民の方、市外の方また、子供たちからも親しまれてきました。そうした多くの方に親しまれてきて、今回は老衰がまだ確定はしてないんですけども、非常に高齢であった、30歳を超えるっていうことは、熊の寿命から言ってもですね、限界にきていたんじゃないかなと思うんですけど、寿命で亡くなってしまったということに関しては、本当に残念な思いがします。私自身も和歌山城の中に動物園があるところは非常に全国の中でも珍しいことで、この動物園ができて、整備が終わって100年という形になったので、平成28年に園長を決めたいってことで、園長を決めました。投票の結果ですね、ベニーちゃんが園長になってですね、それ以来、園長としても大活躍していただいた。和歌山城の動物園もそうだし和歌山城全体も盛り上げていただいた、園長としてのベニーちゃんにもですね、本当にご苦労さまでしたということで、昨日もお参りしてきたんですけど、そうした思いを伝えさせていただきたいなと思います。

(記者):

今後のPR方法とか、少しちょっと気が早い気はするんですけれども、何か今考えてらっしゃることありますでしょうか。

(市長):

ベニーちゃん自体は3代目ですけども、園舎自体はですね、今の環境的にはちょっと合わないような状態です。あそこの園舎をできるだけ快適な状態にして、また違う形でですね、多くの人に親しまれるような、園舎にしたいなとは思っています。そのためには、国の史跡になっていますので、文化庁との協議をやっていかなきゃいけないので、そういうハードルはあるんですけど、私としてはですね、この和歌山城公園動物園、いろんなペンギンなんかも増えましたし、多くの子どもたちにも親しまれるような、そんな動物園にさらに充実させたいなと思っています。

(記者):

背景変わったねらいをちょっと説明していただけますか。

(市長):

夏に入ったし、ちょっと気分変えたいなと思いました。特に和歌山市は海水浴場が5つあります。県庁所在都市で、5つの海水浴場あるところは、全国でも珍しい、それだけ自然海岸が残っているので、ぜひ、この夏はですね、和歌山市へお越しいただいて、海水浴もそうだし、いろんなマリンレジャーであるとかですね、楽しみ方をしていただければと思いますので、そういう意味でバックパネルを変えさせていただきました。できるだけ後ろも映してもらえればと思いますので、よろしくお願いします。それぞれ非常に水質もよく、よい海水浴場ですので、ぜひ、和歌山の海を散策していただければと思います。

 

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