市長記者会見 令和7年2月27日

 

ページ番号1061656  更新日 令和4年8月4日 印刷 

2月市長定例記者会見
【令和7年2月27日(木曜日)10時00~】

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市長発表事項

発表項目

【和歌山あけぼの中学校(夜間中学)が開校します】

おはようございます。定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目2項目ございます。県内初の夜間中学である和歌山あけぼの中学校が4月12日に開校します。家庭の事情、病気や不登校等で義務教育を修了できなかった方、また十分に授業を受けられなかった方、外国籍の方が入学していただけます。10代から70代までの9名の方が入学を予定しており、外国籍の方は2名です。幅広い世代に学んでいただけるのでアットホームな感じで楽しく勉強していただければと思います。また1学期中は随時入学できますので、ぜひ和歌山あけぼの中学校に入学していただいて一緒に勉強を楽しくしていただければと思います。開校式は4月12日午後1時から和歌山市立和歌山高等学校体育館となっています。それとあわせて校章デザインも決定しました。50点の提案を受けたんですけども、その中から教育委員会で審査をして、宮野綾乃さんの作品に決定しました。星には夢や希望を、羽には未来へ向かって進んでいく様子を、背景の円には太陽をイメージ。十分に教育を受けることができなかった人たちが、年齢や国籍等関係なく平等に通うことができる学校になってほしいという思いでつけてくれました。新たなスタートとして、この新たな学び舎で多くの方が学んでいただければと思いますのでよろしくお願いします。

【~新しい防災のステージへ!一歩先の備えが、未来を救う~消防局防災学習センター リニューアルオープン!】

消防局の防災学習センターをリニューアルします。塚本治雄基金で一部利用させていただいて、今回リニューアルオープンすることになりました。リニューアルオープン式典日は3月15日午後1時半からで、グランドオープン日は16日の午前9時からです。新しい体験ができるようになっており、災害シアターは、地震・津波から避難する際はこうしたらいいということがわかり、一部クイズ形式にもなるので勉強しながら楽しんでいただけます。次にプロジェクションマッピングによる初期消火の体験があります。大画面で実体験していただいて慣れていただければと思います。119番通報体験は、緊急時でないとすることがない119番通報を体験することで、いざという時にできるように慣れていただきます。それとレスキューの救命処置体験があり、テンポと強さを判定することができます。常設体験施設における判定機能実装は全国で初なので、ぜひ救命処置やAEDの使い方に慣れていただければと思います。今回のリニューアルで様々な体験ができることになりますので、大人から子供まで多くの方に体験していただければと思いますので、よろしくお願いします。

発表項目は以上でございます。よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

消防局の防災学習センターに関して、内容が一部リニューアルされていると思うんですけど、リニューアルによってどういう効果を期待するのかというところと、市民にどういうふうに利活用して欲しいかというところをお聞かせください。

(市長):

子供から大人の方まで楽しみながら防災についての知識を学べる、そして体験できることになっています。南海トラフ地震のリスクが非常に高まってきており、そういった地震や津波がきた時、或いは火災時等の緊急時にどうした活動ができるかを体験しながら学んでいただければと思いますので、多くの方にお越しいただければと思います。

(記者):

あけぼの中学校の件で、今回校章が決まりまして、この校章に対して市長としてどのようなイメージというか、お気持ちをお持ちか改めてコメントいただければと思います。

(市長):

この校章のデザインは、最終的に教育委員会で審査していただいたんですけど、見させていただいたときにいろんな思いがこもってるんだなと思いました。星には夢とか希望という意味がありますし、また羽が未来に向かって羽ばたく、そして丸が太陽だということであけぼのという名に相応しいと思っています。これから新たな夜間中学として多くの人達の今まで叶えられなかった夢とか希望を叶えていけるような学校になってくれればという願いもその作者にこもってるんじゃないかなと思っています。

発表項目以外について

(記者):

あけぼの中学校の同じ学校の中に市立高等学校がありますが、選抜野球大会に出ますけど何か期待とかはいかがですか。

(市長):

今回和歌山から市高、そして智辯和歌山の2校が出ます。いずれもぜひ頑張っていただければと思います。先日も藤田理事長と話してましたが、これは夢なんですけど決勝戦で和歌山対決するのを1度見てみたいと思っています。それぞれ野球王国和歌山の名に恥じない形で頑張っていただければと思いますので両校にエールを送りたいと思います。

(記者):

先日、下水道管の調査をしていて緊急点検の結果29ヶ所は大丈夫だったということなんですけれども、その後特に道路に異常が見られるとか、市民からの通報だったりそういったものがないか現状を教えてください。

(市長):

今のところ特に道路面の性状の変化は特に見られていませんし、下水道や水道に関しても異常があるという報告は受けていないので、今は大丈夫だと思っています。

(記者):

今後は、何か見つかり次第そこの点検に行くみたいな形で対応していくということですか。

(市長):

水道については、予算の中で水道水の漏れを感知するような体制を取っています。下水については、空洞の把握は非常に難しい調査になるんですけども、空洞の調査も今後考えていかなきゃいけないんだろうなと思ってます。空洞調査をしているところを見たら、非常に多くの予算が要るので、いろんな形で調査できないか検討していきたいと思っています。

 

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