特定疾病

 

ページ番号1001629  更新日 平成31年3月1日 印刷 

特定疾病とは、心身の病的加齢現象との医学的関係があると考えられる疾病であって次のいずれの要件をも満たすものについて総合的に勘案し、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因し要介護状態の原因である心身の障害を生じさせると認められる疾病であります。

  1. 65歳以上の高齢者に多く発生しているが、40歳以上65歳未満の年齢層においても発生が認められる等、罹患率や有病率(注1)(類似の指標を含む。)等について加齢との関係が認められる疾病であって、その医学的概念を明確に定義できるもの。
  2. 3~6か月以上継続して要介護状態又は要支援状態となる割合が高いと考えられる疾病。
    疾病は次の16疾病であります。

(注1)罹患率は一定期間に対象の病気に新たにかかった人の単位人口に対する割合。有病率はある一点の時点で対象の病気にかかっている人の単位人口に対する割合

  1. がん
    (医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)
  2. 関節リウマチ(かんせつリウマチ)
  3. 筋委縮性側策硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)
  4. 後縦靭帯骨化症 (こうじゅうじんたいこっかしょう)
  5. 骨折を伴う骨粗鬆症(こっせつをともなうこつそしょうしょう)
  6. 初老期における認知症(しょろうきにおけるにんちしょう)
  7. 進行性核上性麻痺(しんこうせいかくじょうせいまひ)、大脳皮質基底核変性症(だいのうひしつきていかくへんせいしょう)及びパーキンソン病【パーキンソン病関連疾患】
  8. 脊髄小脳変性症(せきづいしょうのうへんせいしょう)
  9. 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
  10. 早老症(そうろうしょう)
  11. 多系統委縮症(たけいとういしゅくしょう)
  12. 糖尿病性神経障害(とうにょうびょうせいしんけいしょうがい)、糖尿病性腎症(とうにょうびょうせいじんしょう)及び糖尿病性網膜症(とうにょうびょうせいもうまくしょう)
  13. 脳血管疾患(のうけっかんしっかん)
  14. 閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)
  15. 慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)
  16. 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症(りょうがわのしつかんせつまたはこかんせつにいちじるしいへんけいをともなうへんけいせいかんせつしょう)

の16種類。

(注)申請前に必ず、主治医に上記の特定疾病に該当するかどうかの確認およびその病名で主治医意見書を書いてくれるかどうかの確認をお願いします。

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