要救助者を座礁船から救え!~多種多様化災害対応訓練3~(中消防署)

 

ページ番号1031091  更新日 令和2年9月8日 印刷 

要救助者を座礁船から救え!~多種多様化災害対応訓練3~(中消防署)

曳船(タグボート)を使用しての船舶救助訓練を実施しました。

 令和2年8月4日(火曜日)及び21日(金曜日)に、和歌山市築港6丁目地内 築港第一岸壁で、田中海運株式会社様が所有する第41桝栄丸(全長:33.2m、幅:9.2m、総トン数:197トン)で船舶救助訓練を実施しました。

 曳船(タグボート)とは、大型船をロープで牽引したり、船首で押すなどして誘導・補助し、安全に離着岸できるようにサポートする船のことです。

●曳船(タグボート)●

写真:曳船(タグボート)

 今回の訓練は、海上において航行中の船舶が座礁し、負傷者が数名発生しているとの想定で、中消防署指揮調査隊、高度救助隊と田中海運株式会社様乗組員が連携し訓練を実施しました。

 

過去に和歌山市で発生した座礁事故を教訓にした企画訓練

●座礁船を陸地へ係留ロープで固定している状況●

写真:ヒービング・ライン設定

 

●田中海運株式会社乗組員の活動状況●

写真:田中海運乗組員の活動状況

座礁船の乗組員に、トランシーバーを使用して救出方法の説明を実施。

 

●要救助者を陸側へ救出●

写真:陸側へ救出

座礁船から救助艇を使用しての救出訓練

●救助艇から座礁船へ乗り移る様子●

写真:救助艇から乗り移る様子

救助艇で救助隊員及び救出資器材を搬送し、座礁船へ乗り移り。

 

●田中海運株式会社様乗組員と協力し、船内から救出●

写真:船内からの救出

 

●座礁船から要救助者を救助艇へ救出●

写真:救助艇へ救出

陸上での活動とは異なり、足場が安定しないので苦戦しました。

 

 近年、災害が多種多様化してきており、複雑化した災害に対応するために、中消防署職員が一丸となって今後も訓練を積み重ねていきます。

 田中海運株式会社の皆様、ご協力ありがとうございました。

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