外国人対応救急シミュレーション訓練(中消防署)
外国人対応救急シミュレーション訓練を実施しました。
令和元年10月21日(月曜日)に中消防署事務所内で、外国人対応救急シミュレーション訓練を実施しました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催も間近に迫り、和歌山県内においてもIR誘致に向けた計画がなされる中、和歌山市内においても、今後ますます外国人の増加が見込まれています。
このような背景を踏まえ、今回の訓練は、和歌山市国際交流課の通訳職員の方に協力をいただき、英語、中国語を中心に「日本語を全く話せない外国人の方に対して、どのように対応するか。」を主眼において、訓練を行いました。
訓練内容は、従来の救急翻訳アプリ「ボイストラ」を活用し、「どうしましたか?」、「どこが痛みますか?」等、傷病者が理解できる言語で質問し、病院搬送決定までの意思の確認をとるまでの一連の活動を行いました。
さらに、現在作成中である外国人対応シートを活用し、ボイストラと比較してメリット・デメリットの検証も併せて実施しました。
【救急翻訳アプリ「ボイストラ」を活用した訓練の様子】
外国人対応シートとは、傷病者から指先動作のみで119通報した経緯、負傷部位、生年月日、既往歴、アレルギー等の状況を聴取できるものです。
【外国人対応シートを活用した訓練の様子】
今回の訓練で見つかった課題を検討し、より良い活動を行えるように、職員一丸となり取り組んでいきます。
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