多くの負傷者を救え!多種多様化災害対応訓練5(中消防署)

 

ページ番号1034352  更新日 令和3年3月19日 印刷 

多数傷病者対応訓練を実施しました。

 令和3年2月25日(木曜日)に、和歌山市一番丁1番地に所在する和歌山城砂の丸広場において、多数傷病者対応訓練を実施しました。

多数傷病者対応訓練の様子

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   今回の訓練は、中消防署管内に所在する東京医療保健大学和歌山看護学部の学生32名と和歌山市直川に本社を置く株式会社HOTバス様に大型観光バスを提供していただき、実災害に近い形での訓練となり大変有意義な訓練を実施することができました。

株式会社HOTバス様から提供していただいた大型観光バス

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   株式会社HOTバス様の所有する大型観光バスは、45人乗りで、Wi‐Fi機能や冷蔵庫等を完備し、空調設備も備えられており、新型コロナウイルス感染症対策が施されています。

大型観光バスの車内

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   この訓練は、国道交差点において、大型観光バスとマイクロバスの衝突事故で、信号待ちをしていた歩行者が事故に巻き込まれ負傷者が多数発生したという想定で、看護学生には負傷者役、事故の目撃者役、実際に119番通報する通報者役を演じていただきました。

訓練開始前の看護学生への役割説明の様子

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   消防隊は、指揮調査隊の部隊統制下で、各隊連携し負傷者の早期救出・救急処置・迅速な医療機関への搬送を行うことを目的として活動しました。

   また、新型コロナウイルス感染症対策として、消防職員は、検温を実施し体調不良がないことを確認した上で訓練に参加するとともに、ゴーグル、サージカルマスク、プラスチックグローブを着装し、傷病者役のバイタルサインの観察を行う際は、接触を最小限に抑える形での訓練としました。

   看護学生には、サージカルマスクを着用していただき、訓練開始前に検温を実施した上で学校側が定める「新型コロナウイルス感染症疑いの定義」に非該当であることを確認した上で訓練に参加していただきました。

現場指揮本部の様子

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消防隊の活動の様子

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救助隊の活動の様子

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救急隊の活動の様子

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応急救護所内の様子

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 ※ 応急救護所とは・・救急隊、救急救命士、医師及び看護師らにより負傷者の観察・処置を実施し、緊急性の高い(命の危険が迫っている)負傷者は誰なのかを見極める場所

 

   今回の訓練では、看護学生にも大学で学んでいる知識を活かして、消防隊とともに負傷者の救出救護を行ってもらいました。

看護学生の活動の様子

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 訓練に参加して頂いた看護学生からは、「傷病者への声掛けの重要性、消防隊への状況報告や連携の困難性がよくわかった。」「今後も続けていきたい。」との意見もいただきました。

 訓練終了後には、閉会式を行い、東京医療保健大学和歌山看護学部長様と株式会社HOTバス代表取締役様から訓練講評を頂きました。

閉会式の様子

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 近年、災害が多種多様化してきており、複雑化した災害に対応するために、中消防署職員が一丸となり訓練を積み重ねていきます。

 東京医療保健大学和歌山看護学部の皆様、株式会社HOTバス様、ご協力ありがとうございました。

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